先日、米国イリノイ州のライアン知事が同州内のすべての死刑因を一括して終身刑などに減刑すると発表し、大いに話題になりました。日本でも長年にわたり党派を超えた死刑制度の是非をめぐる議論がありますが、私自身も死刑廃止論にたっています。今や死刑が凶悪犯罪の抑止力になっているとはいえず、国民的な論議が必要になっているのではないでしょうか。ライアン知事の「私の決断が様々な軽蔑や怒りを巻き起こすのは覚悟している。でも、今夜はぐっすりと眠れそうだ。正しい判断をしたのだから」との言葉がとても印象に残ります。10:35