昨日、参議院において一般会計総額約82兆円の2005年度予算が、与党の賛成多数で可決成立しました。戦後4番目早期成立が、国会の静けさを象徴していると指摘され、腑甲斐ない野党の対応についても厳しい意見が聞こえてきます。二大政党政治が定着することで、与党側の余裕が一切なくなり、盛り上がりに欠ける予算審議が恒常化しつつあることも確かでしょう。小泉総理は予算成立を受け、郵政民営化への意気込みを示したそうですが、国民の関心は年金などの社会保障制度改革の方が高いことは間違いありません。郵政をめぐる自民党内の政争に左右されない国会対応をしていかなくてはなりません。11:15