三寒四温。冬と春の綱引きが続いています。メディア報道で追い詰められた文科相は強気の居座りを決め込み、話題の未亡人も狼狽えつつ職務に邁進とのこと。この際は、政治とカネの問題を解決する企業・団体献金の全面禁止についての回顧録を。私自身は23年の政治活動を通して企業・団体献金を受けない姿勢を貫いてきましたが、これを真剣に法制化しようと尽力したこともあったのです。時は4年前の菅直人政権。私は岡田克也幹事長の下の総括副幹事長。私と同様に一切の企業献金を受けていない長妻昭筆頭副幹事長とコンビを組んでの作業でした。党内の反対意見を抑えるため、個人献金の政治文化を広げようと、当時の野田佳彦財務相と掛け合い、個人献金の税制上優遇措置を行う税制改正の了承をもらっていました。あとは党内の根回しと世論換気。そんなタイミングで3.11を迎えてしまったのです。民主党政権だからこそできた大改革だっただけに、今から思えば残念で仕方ありません。民主党政権の「タラレバ」はまだまだありますが、それを言っても栓のないことでしょう。来年度予算案は衆院を通過。舞台は参院へと移りますが、明日はさっそく蓮舫さんの登場です。ご注目下さい。14:30