昨日、イラクへの自衛隊派遣の1年延長が閣議決定されました。昨年に続き2度目の延長になります。このことに対する世論の批判は昨年に比べ緩和されているようで、小泉総理もホッとしていることでしょう。しかしこの2年間、スペインやオランダなど撤退する国が相次ぐ中、犠牲者が2000人を超えた米国内でさえ撤退機運が高まりつつあるといいます。そもそもイラク戦争に大義はあったのでしょうか。先制攻撃の根拠となった大量破壊兵器は結局見つかりませんでした。撤退に向かう出口戦略も極めて曖昧で、米国ブッシュ政権にどこまでも追随することになる、再度の派遣延長にあらためて反対を表明致します。11:10