今では懐かしい響きでもあるソ連が、最大の脅威とされていた時代からの懸案であった有事法制が、今国会で成立することになりました。昨日の与党3党と民主党の修正協議で、与党側が我が党の主張に大幅に譲歩した結果です。ポイントを簡単に説明すると、基本的人権の保障が法案に明記されることになり、一体のものとして制定を求めてきた国民保護法制も、付帯決議で1年以内に整備することに。危機管理庁の新設など、検討課題もまだ残りますが、戦後日本の安全保障論議の転換点であり、我々は政権担当能力をしっかりと示したいと思います。10:45