平成の大横綱、貴乃花の引退でひとつの時代の終焉を実感しています。無理して政界と角界を比較することもないのですが、こちらにも親が政治家だった二世議員を多く見かけます。特に自民党は約半分がそうで、選挙の洗礼を受けているとはいえ、まるで国会に就職したのではないかと思える議員も少なくありません。一方、二世力士の貴乃花は、日々白黒がはっきりする実力がすべての角界で頂点を極め、見事に一時代を築きました。同時代を生きるものとして、心から拍手を送りたいと思います。「不惜身命」は、我々こそ常に心にとめたい言葉です。14:20