今日から私も衣替えし、夏物のスーツに身をまとい駅頭に立ちました。風薫る絶好の季節となりましたが、民主党政権を取り巻く環境は一層肌寒くなってきています。週末に実施されたメディア各社の世論調査で、鳩山内閣の支持率が続落。いよいよ信号が黄色から赤に変わりつつあるようですが、少し冷静に世論のトレンドを整理してみます。まず、鳩山総理について。普天間問題を5月末までに決着できなかったとしても、世論の過半数は「退陣する必要はない」と懐が深い数字。毎年総理の顔を変え、国民の批判を逃れてきた自民党の手法に対する否定が込められているのでしょうか。民主党の支持率も内閣支持率と比例し下落の一途ですが、自民党への回帰がないことも事実で、参院選後の望ましい政権の枠組みでは「民主中心の連立政権」が群を抜きます。また、行き場を失った無党派層は、最近自民党を見限った面々の新党ではなく、昨年の総選挙前からあった「みんなの党」が老舗新党としての存在感を示し、その受け皿になりつつあります。世論の動向を謙虚に受け止め、日々全力を尽くして参ります。一つ忘れてました。小沢一郎幹事長については「辞任すべし」が圧倒的でした。11:30