衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2023年11月1日「アレ」柿澤雄太

 スポーツの秋。ラグビーW杯フランス大会が幕を閉じ、日本各地では高校野球秋季大会の熱戦が続いています。そして何より、我等が阪神タイガースの日本シリーズ。第一戦で球界No.1投手の山本由伸から大量得点で勝利を収めた時には阪神の圧勝を予感しましたが、昨日の時点で1勝2敗のがっぷりよつ。今晩の第四戦も目が離せません。
 ただ正直に言えば、政界きっての虎党である手塚を前にして、タイガースを応援することにやや気後れを感じます。正確には、私は「元」阪神ファン。日本シリーズでも、ベンチにいる今岡や安藤などのコーチ陣の姿につい心が躍ります。小学生の頃は亀山の00番のリストバンドを付けながらテレビの前で狂喜乱舞し、親に連れて行ってもらった球場では間近で投球練習をする藪の勇姿を夢中にかぶりついて見ていました。思えば、野球中継から遠ざかったのは、物心ついてから万年Bクラスだったタイガースがリーグ優勝を果たした2003年頃からでしょうか。
 2003年と言えば20歳の頃。前年の日韓サッカーW杯の影響でサッカー熱が高まっていこともありましたが、大学生活の中で自分自身の世界が一気に広がっていった時期でした。未来への大いなる希望と根拠のない自身を抱く反面、何者かになりたいという渇望と焦り、満たされない思いを持て余す日々の中、野球への思いを忘れていきました。
 気づけば先月、私もついに40歳に。手垢のついた言葉ですが、「40にして惑わず」とよく言われます。20歳の頃の惑いは幾分緩和されてきたものの、未だ不惑の境地には至りません。しかし、この言葉は「40にして”或”わず」だったという説を目にしました。「或」は「区切る」ということで、物事に区切りなく自由な判断ができるようになった、という意味だと。相当無理があるような、そもそも同じことのような気もします。ただ、この説が妙に胸に響きました。この20年でいつの間にか骨身にしみた癖や習慣から今一度自由になり、まずは再び夢中になってタイガースを応援したいと思います。
 論語には、「三十にして立つ」という言葉もありますが、今年は手塚の政治活動も30周年の節目を迎えました。『精選版日本国語大辞典』によれば「三十にして立つ」とは、「自己の確固とした立場をもってゆるがず、自立する」という意味であるとのこと。面々と続く日本政治史の中で、手塚が重責を果たす機会は近付きつつあると感じます。驕らずこれまでコツコツと積み上げてきた政治家としての経験と実力、信頼、人間関係を総動員し、政界でも「アレ」に向けて突き進みます。私もその道程を下支えできることを意気に感じ、奮闘して参ります。
 ご案内の通り、11月8日には憲政記念館で「手塚よしお 政治活動30周年感謝の集い」を行います。皆様ぜひともお出でいただき、手塚へ熱い叱咤激励を賜りますよう、私からも強くお願い申し上げます。

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