衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2006年9月18日「政治家になりたい!-インターン日記1」 黒岩和輝

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「政治家になりたい!」と最初に思ったのは、強いリーダーシップを持った小泉純一郎首相が誕生した時でした。選挙で選ばれる政治家が主導となり、国民の利益のために既得権を打破し改革を実行するというのは素晴らしいことです。
 将来は国家や国民のために尽力する政治家になりたいと思い、多感な時期を過ごしてきました。あの時から約5年半の月日が流れ、新しい総理大臣が誕生しようとしています。この間、日本の政治は大きな変化を遂げたと思います。派閥政治は打破され官邸主導で明確な意思決定がなされるようになり、総理大臣の存在感は増した結果、党内だけでなく幅広い国民の支持がないと総理大臣の椅子に座れなくなりました。そして現在、安部晋三官房長官が自民党総裁選当選を確実視され、麻生太郎外務大臣、谷垣禎一財務大臣が後を追う展開となっていますが、この総裁選の候補者は皆、親族が政治家だった方々です。子は親の背中を見て育つから図らずもその生き方に影響を受けます。長く傍らにいることで様々なことを学び、有能な政治家になることも多いでしょうが、一般国民の目からしてみれば閉鎖的な世界と言わざるを得ません。改革の陰に隠れて 変わらない部分もまだまだ多いのです。
 さて、申し遅れましたが、私は手塚事務所でインターンをさせて頂いている一橋大学商学部1年の黒岩和輝といいます。インターンへの参加動機は「生の政治が見たい!」という思いでした。駅頭でのビラ配り、ポスター貼り、電話応対…仕事は予想していた以上に地味なものですが、単純な作業の中からも得ることは沢山あります。例えばビラ配り。活力に乏しい目をして足早に通り過ぎていく大勢の人がいる一方で、受け取ったビラを熱心に読む人や、
「前回は手塚さんに投票したけど負けて残念だったね、でもまた次も必ず入れるから」
と声を掛けてくださる人がいます。政治に関心のある人、ない人にはっきりと分かれているという印象を持ちましたが、関心を高めるということは容易ではありません。これは政治の課題というよりマスメディアに課せられた使命かもしれません。
 秘書の方とポスター貼りに出向くことも多いですが、移動途中で秘書の方が様々なお話をして下さいます。なぜこの事務所で働いているのか、今後どうしていくつもりなのか…というお話は人生の先輩として大変興味深いものです。
 また、事務所が手塚と同じ屋根の下にある伊藤都議の活動のお手伝いをさせて頂けることも大変勉強になります。政治というと国会の活動に目が行きがちで、都道府県議会や区市町村議会の活動を知る機会はあまりないのが現状です。しかし、住民のために汗を流す伊藤都議の姿を目の当たりにし、いつしか本で読んだ「政治を目指すなら必ず地方を知ってほしい」という文言を実感することができました。
 インターンも残すところあと1ヶ月。貪欲に学ぼうとする姿勢さえあればきっと得るものは無限大。インターン終了時に、胸を張って「政治家になりたい!」と言える自分になれればと思います。

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