衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2004年12月13日 「嬉し恥ずかし代理出席」岡本文夫

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  • 2004年12月13日 「嬉し恥ずかし代理出席」岡本文夫

 今や、手塚は世間で一番多忙な男のひとりと言っても過言ではありません。国会開会中の公務はもちろんのこと、東京都連幹事長に就任したことで、来年7月の都議会議員選挙の候補者擁立で東奔西走する毎日を送っています。
 この多忙なスケジュールは、日頃手塚に随行する中村秘書が管理しています。彼の管理する日程表は日々、いえ刻々と会合や面会が加わったり、差し変わったり、まさに手塚のスケジュールを分刻みで写しだしています。秘書軍団は手元の日程表を確認して、手塚の仕事の充実ぶりを誇らしく感じたり、飛んでくるかもしれない関連事項の処理のために準備したりしているのです。
 そんな多忙な手塚ですから、行事が重なるのは毎度のこと。手塚の身体を二つに分ける、いやクローン手塚を作ろうなんて妄想を中村秘書が抱き始めていますが、そこはなんとか落ち着かせて、公務優先としていくつかの会合には代理出席の形式をとらせて頂いております。選挙区の目黒や世田谷区の行事であったり、各種団体の会合であったり内容は様々ですが、手塚の代理は晴れがましくもあると同時に、先方に失礼と受け取られることがあったり、手塚に恥をかかせるような結果になってはいけないと重責に身が引き締まる思いがします。
 ところが先日、一世一代の大チョンボをやってしまったのでした。いいえ、何度目の失敗でしょうか。事前にスピーチ無しと確認し、安心して代理出席に臨んだある団体の定期総会、会場で司会者から急にご挨拶の指名がありました。さあ大変。事前の準備もなく、壇上で弁慶の勧進帳を彷彿するような挨拶が始まりました(笑)。
「ただいまご紹介頂きました、手塚よしおの秘書の岡本でございます。本日は、手塚が公務のため出席がかないませんので、甚だ力不足ではございますが、私が代理出席をさせて頂きました」
冒頭の言葉を述べ終わり、次の言葉を継ごうとした瞬間、静粛なる会場に流れたのは
「ババンババンバンバン!ハ~ビバノンノ!」
のメロディ。そう、あの一世を風靡したドリフターズの「いい湯だな」でした。
「な、なんだ?ナンダ?」会場の聴衆は、互いに顔を見合わせて犯人捜しを始めました。私の広い額、そしてある事件(編集注:秘書日記バックナンバー「不始末日記」をご覧ください)により髭が無くなった鼻の下には、ドッと冷や汗が流れました。そうなのです。私の携帯電話の着メロは、ドリフターズなのです。慌てて胸ポケットから携帯電話を取り出して、スイッチを切る私に犯人を見出して、会場は大爆笑に包まれました。会場に入る前に電源をオフにしていなかった私の大失敗でした。同じ壇上にいた伊藤悠区議の苦りきった顔は今でも毎晩の夢で私を苛みます。
 しかし、塞翁が馬のたとえの通り。どちらかというと堅苦しかった会場のムードが、一気になごんだのも事実です。その場の雰囲気にも助けられ、グッと態勢を立て直して、なんとかご挨拶を終えることが出来ました。
 今、この場をお借りしてのカミングアウトです。代議士、申し訳ありませんでした。このようなことは二度とありませんので、何卒いよいよ少なくなった髪の毛だけはご勘弁頂けないでしょうか?

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