衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2005年4月18日 「さわやか青年秘書日記」橘 秀樹

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 手塚事務所での生活が始まって早半年。特に年が明けてからのこの4ヶ月は初体験の連続だ。慣れない仕事に緊張が続いていたが、ようやく本来の橘秀樹像が定着してきたせいもあり、最近事務所の内外では「さわやか好青年」と呼ばれている。外見同様の中身のことまでわかってくれるようになったようで嬉しい限りである。
 初体験は一人暮らしから始まった。最前線基地、五本木事務所の仕事に本格従事するために世田谷区に引っ越してきたのだ。無論、手塚よしおに一票を投じることの出来ない世田谷の東京6区部分に引っ越したなんて、代議士に言えるわけがない。しかし、家賃を考えると背に腹はかえられない。
 一軒一軒のお宅に手塚よしおタウンミーティングの案内を配るポスティングも初体験だ。担当した地域のお宅をその日にどうしても回りきれず、その晩隠れてこっそり配り回るような泥棒のようなことはしていない。僕はさわやか好青年だから…。
 そして手塚の政策や政治への熱意を伝える支持者宅へのご訪問。突然現れた猛犬に心臓が止まる思いをしながら、震える声を押さえつつ、いつもの笑顔で支援者に語り掛ける。そう、さわやかに…。
 2月に入るとスーツ姿も初々しい学生インターンが事務所を賑わした。僕は毎日のようにインターン生と連れ立って選挙区を回りながら熱血指導をする。溢れる想いの丈を伝えるかのように。女性のインターンだけを好んで連れて出かけるようなことも決してなかった。しかしある日、はからずも女性インターンを同行指導。さわやかな語り口で時間を忘れさるほどの熱血指導、きっと好感を持ち、もしかしたらほのかな恋心を抱いたのだろう。セクハラ秘書なんて呼ばれるのは心外だ。
 夕方6時にはインターン生が爽やかな風を残して帰って行く。しかしその後も充実した時間は続く。ようやくできた自分の城に帰って豊かな時間に浸る暇はない。早く帰宅するように促されたって、翌日の業務の準備を深夜まで続けるのだ。誰もいない部屋に帰る寂しさを紛らわせるわけでは断じてない。さわやか好青年に寂しさは似合わないから。
 最も大きな初体験は手塚代議士の車の運転という大役だった。普段さわやかに運転している自分にいつになく緊張が走る。その日は地理には明るい自分にも不慣れな土地への運転だった。さわやかに走行していた代議士の愛車、日産ティアナのナビゲーションシステムは順調にこの車体を導いているかのように思えた。次の瞬間、実は大きくルートを逸脱していることに脂汗を掻きながら、気がついたって、何事もなかったかのように僕は車を走らせるしかない。そう、僕はさわやか好青年だから。
 これまでも、そして今夏の都議会議員選挙という決戦の時もさわやか青年秘書の格闘は続いていく。そう、さわやかに…。

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