衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2004年3月1日 「打倒森ビル!」井上裕美子

 ここは日本の首都東京、世界を見据え、日本の未来を照らす一人の政治家を輩出した場所。彼を育てた土地は、人口が流動的で、日本でも最も無党派と呼ばれる層が多い。つまり、無関心ではなく、政治への関心、注目度が高い故にその時節、その選挙ごとに投票行動が変わるのだ。自民、民主、白票、棄権・・・。
 なんてかっこつけて書き出したんですが、すでに息があがってしまいましたので書き直します。
 ここは日本の首都東京ですが、朝から晩までサファリパーク並の騒がしさと、アメーバ並の不可思議な動きで、日々手塚を悩ませる秘書が生息する五本木ヒルズであります。
 ポスターを貼りに出発したと思ったら
「ガス欠です~」
 後援者宅への訪問に出かけた筈なのに
「名刺忘れちゃいました~」
 郵便物の切手は右側。駅頭演説のスピーカーは電池切れ。
 こんな状態なので緊急に五本木ヒルズ特別措置法案、人道支援要請が手塚宛に提出され、結果として優秀なインターンが派遣されました。危険地帯であるにも関わらず、イラクへ派兵された自衛隊員の覚悟でしょう。涙が出そうです。
 話題を変えます。この時期に1年の決算報告ならぬ、収支報告をまとめます。1年間のお金の出入りを都の選挙管理委員会宛に提出するわけです。昨年は総選挙があったり、パーティを開催したりと通年より煩雑で、最近カルシウム不足の私は他のスタッフに当たり散らしております。
 企業からの献金は一切受けないのが手塚の政治信条です。普通の市井の人々が、手塚への期待と信頼とから貴重なご浄財を献金して下さっております。本当に有難いことです。その明細を計算しながら手塚の肩にかかる期待、そして重圧、一挙手一投足に向けられる視線の重さや厚さを痛感しています。決して表には出さないのでしょうが「自らの政治活動に対して他人からお金を出して頂く」って考えられないほどのストレスがあるんだろうと思います。しかし、それが手塚自ら選んだ道であり、期待の大きさに負けない人間でもあるように思います。
 浪人時代、ぽつりと
「寝る前には支援してくれてる一人ひとりの方に感謝するんだ。だって海のものとも山のものともつかない、次だって勝てるか分からない俺に目をかけ助けてくれてるんだよ」
とつぶやいたことがあります。現在、国政の場で働きながらもあの時と同様感謝の気持ちを忘れることは無いはずです。
 そんな手塚の支えにほんの少しでもなりたいと思います。少々感傷的秘書日記になったのは春がやってきたからでしょうか(笑)。

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