衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2009年2月23日「代表、五本木へ」土橋雄宇

「ほー、ここが手塚君の事務所か。」
 ビクッとした富川秘書が、口をアングリ開けたまま、手にしていたマスカラを床に落とす。
 とある2月の肌寒い木曜日、時刻は午前10時30分。自由が丘駅での朝の街頭演説で冷え切った身体がようやく温まり始めた頃に、東京5区は深沢在住の珍客が、五本木事務所にフラっと訪れた。その訪問者とは、我が民進党の代表、小沢一郎だ。
「しっかりとやっているかね?」
「すぐに手塚を呼びますので…」
と言って、受話器をとると、
「いいから、いいから」
と言ってドッカリ椅子に腰を下ろす。
 代表ご自身が東京5区の有権者で、ご自宅にも手塚のポスターを貼らせていただいているとはいえ、まさか手塚よしお事務所にまで「抜き打ち視察」に来るとは、思いも寄らなかった。
政治家なんて普段から見慣れているとは言えども、あと数ヶ月に総理大臣になる人かと思うと、なんだか物凄いオーラがあるようなないような…。
 「抜き打ち視察」を受けた他選挙区の事務所スタッフから、候補者が怒鳴りつけられた…、各スタッフに対して細かな指示が与えられた…などなど、厳しい様子を聞いていたが故に、予測不可能なその後の展開にグッと身構える。
 しかし、豪腕と評される小沢代表も、言葉の端々に厳しさは滲むものの、終始にこやかな表情で、選挙区情勢をヒアリング。5分ほどの滞在で、ググッと日本茶を飲み干して、SPと風のように去っていった。
 小沢代表に言われたことは、大きく2つ。
「間違いなく春に総選挙があるから、緩めずに頑張れ!」
「必ず小選挙区で当選してくるように!」
いずれもチカラ強い口調で厳命された。私たちの未来をとりもどすためにも、小選挙区当選という最低限で最大の結果を手にして、政権交代の一翼を担うことこそが、手塚よしおに課せられた使命だ。
 そして、目を移せば風雲永田町。こちとら、もうすぐ30%に届こうかという凄まじい勢いの数字上昇を見せる中、麻生総理は10%を切ろうっていうんだから、本当にうらやましいことこの上ない。前者は体脂肪率、後者は内閣支持率であることは言うまでもないのだが。
 まもなく春の?解散総選挙。手塚が酩酊してマイクを握ることのないことだけは有権者の皆様にきっちりとお誓いして、必ず小選挙区で当選できるようアクセルを踏み続けよう。気持ちを緩めず、腹も緩めず。

秘書日記

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