衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2008年6月23日「ひとりロストジェネレーション」 大坂理恵

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 皆さま、はじめまして。学生スタッフの大坂理恵と申します。
 いや、実は「はじめまして」ではありません。昨年夏はインターン生として、「秘書日記」にお邪魔させていただきました。
 昨夏の私の友達は「両面テープ」でしたが、春からはリクルートスーツという新しい友を得ることで自称・精神的ニートからの脱却を目指し、企業を訪問すること数十社。届くメールは、かたっぱしから不採用通知とダイレクトメールという日々を鬱々と過ごしていたところに、事務所の土橋秘書から一通のリクルートメールが…。
 こうして、どう頑張っても内定はもらえませんでしたが、あっさりと学生秘書という肩書きをもらってしまいました。
 嬉しい反面、売り手市場の最中に在庫と化そうとしていた私は、ロストジェネレーション(と推測される)世代の方々の中で大学生の残りの期間を働くことになりました。
 リクナビにもどこにも、政治家秘書なんて新卒求人はありません。ましてや「職種:政治家」なんて求人票、大学に行っても見つかりません。
 この事務所に集まる人たちは、社会人になるために避けられない、いわゆる「ふつう」の道を通っていない人たちが大半です。
 お昼時にいきなり素麺をゆで始めたり、冷蔵庫に大量のチリソースが入っていたりするオフィス。経理、事務、外回り営業にはじまり、街頭演説のビラ配りから制作物のデザインまで多岐に渡る業務を、たった3人の常勤スタッフでこなすオフィス。こんなところ、少なくとも普通に就職活動をしている中では出会えませんでした。
 どうやらダイエットは挫折と挑戦を繰り返しているらしいのですが、仕事は着々とこなしているあたりが凄いところです。
 面白い大人たちのなかで働くことは楽しいですが、仕事は分からないことだらけ。イラストレーターのソフトで楕円すら満足に描けなかった私は、これもオン・ザ・ジョブ・トレーニングと開き直り、必死にPCスキルの向上に努めております。
 そして、慣れない仕事をどうにかこなす合間に美味しい食事のご相伴にあずかることで、スキルだけではなく脂肪も着実に身につけております。
 果たして、私の将来の進路決定と、手塚よしおの国政復帰。一体どちらが早いのでしょうか。それは神のみぞ知るといったところでしょうが、ひとつだけ間違いないことは、どちらの未来もきっと明るいということです。
 手塚よしおはスリムアップして永田町へ。そして、私は知識と脂肪を更に蓄えて社会に羽ばたく日を、五本木事務所の端っこで願って、一層の就活に励んでおります。
 先の見えない新米を、どうか皆さま、生暖かい目で見守ってください。

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