衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2014年1月14日「2014年、出撃」西崎 翔

明けましておめでとうございます。今年の正月は、半沢でも猪瀬でもない、百田尚樹原作の映画「永遠の0」観賞からスタートしました。以前に小説も読みましたが、私よりも若い26歳で特攻に出撃し、散っていった宮部久蔵の、家族や国に対する思いが分かりやすく表現された良い映画だと思います。戦時中のストーリーではありますが、国防軍表記の修正だとか、靖国参拝でゴタゴタしている現政権とは次元が異なり、真に日本の未来を思うとはどういうことか、あらためて考えさせられました。
さて、年始といえば、この業界は大繁忙期。恒例の挨拶回りや新年会ラッシュに追われるわけですが、今年は新たに、大変な仕事が待ち受けていました。それは、収支報告書。
昨年までは、会計を担当していた女性秘書陣に任せっきりでしたが、今や男性秘書3人体制。普段は頭よりも体を動かすタイプの人間が、領収書1枚1枚を精査し、パソコンに入力し、数字が合っているか確認するという、非常に細かな作業と向き合わなければならないのです。連日、お経のようにレシートを読み上げる木村秘書と、大きな体で小さなキーボードに打ち込む渡辺秘書。かつては見られなかった異様な光景が、小さな事務所で繰り広げられています。
もし虚偽記載があれば、出納責任者の渡辺が処罰されてしまうので、スタッフ総動員で慎重に取り組んでいますが、そうは言っても、5000万円を借りるような世界とは無縁ですから、そこはご安心ください(笑)。
一方、選挙収支報告書が引き金となった都知事選の行方。本命の舛添氏が正式に出馬表明し、一度は除名したはずの自民党が推薦を決定し、大方の決着を見たかな、と思っていた矢先に大きな動き。なんと、細川元総理が出馬の意向というではありませんか。それも、小泉元総理と連携との報道。
執筆段階では決定している訳ではありませんが、手塚の原点である日本新党のリーダーであった細川氏と、手塚が議席を失った郵政選挙を演出した小泉氏がタッグを組むことへの違和感や、都知事選の第1テーマが脱原発であることの違和感を感じつつも、穏健に進むはずだった選挙の台風の目になることは間違いなく、収支報告書が無事に終わっても、しばらくは慌ただしい日々が続きそうです。いずれにせよ、都民が選んだ知事が1年程度で辞めてしまう事態が2回も続いているのですから、有権者は今度こそ、首都・東京をしっかりと導く事のできる人物を選び抜かなければなりません。
今年はどんな年になるでしょうか。すぐ思いつくのは、ソチ五輪やW杯、消費税アップなどですが、やはり一寸先は闇。宮部久蔵は、ゼロ戦の機体整備に誰よりも気を遣っていましたが、我々も反転攻勢の機会にすぐに飛びだせるよう、日々の活動を続けて参りますので、本年もよろしくお願いします。

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