衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2003年9月8日 「西郷星」松田

 先日、平成幕末世直し劇『敬天愛人!隆盛の如く』が明治座で上演されました。明治維新を成し遂げた西郷隆盛の生涯を演じる劇で、閉塞感に覆われた現代を志士達の高邁な志と溢れるパワーで切り拓こうと、役者はまさに次代を担う与野党30人の若手議員が中心。西郷役は手塚が師と仰ぎ、敬愛してやまない野田佳彦民進党国会対策委員長。そして手塚はその西郷の妻・イト(鎌田さゆり議員)を手篭めにしてしまう悪代官役。ではなく、西郷から最も信頼をおかれ、片腕として活躍した村田新八役です。まさに実際の国会での関係さながらの適役を頂戴致しました。
 しかし、激務の合間を縫っての出演。演劇のイロハも学んだ事がない手塚が、当日数時間のリハーサルだけで4時間もの大舞台。大丈夫だろうか。しかも、あの明治座で…。稽古不足を待たない幕は開き、手塚の登場。おっと…我々秘書の心配をよそに二ッコニコ。満面の笑顔です。声は…いつもより派手~にだしております(染之助&染太郎調)。
 そういえば、初めての本会議場での演説の時もそうでした。舞台が大きければ大きい程、颯爽と堂々と魅せるのです。どうやら華やかなステージライトは手塚にとってのユンケル皇帝液。天性のものですね。
 当日は、個性派揃いの国会議員が役者というだけあって、台本そっちのけでアドリブ連発。征韓論を議論する場面では「北朝鮮に軍を派遣すべきだ!」と、平沢勝栄議員が…。また、台詞を忘れる議員が多く何度も顔を見合すシーンも。自分のパートはもちろん、人の台詞や全体の流れも掴んでいた手塚は、そんな間や丁々発止を仕切る、仕切る。終いには、照明を落とすシーンでいつまでも落とさないスタッフに、舞台から指示を出す始末。これまた普段の国会活動さながらです。
 今年は、お米の作況指数も心配される10年ぶりの冷夏。10年前といえば何といっても、手塚が都議会議員に初当選し政治活動の緒についた年。また、ご存知の通りこの1993年は細川連立内閣が誕生し政権交代が実現した年です。さらに今年は火星が地球に大接近中。こういう年は、古来より戦争や大変革が起きたといわれています。1877年の西南戦争の時もそうでした。薩摩では、今でも火星のことを西郷星と呼ぶそうです。
 この次、また火星がやって来るのは284年後とのこと。2287年…23世紀…?いつもこの秘書日記で賑やかにしている我々も、さすがにもう生きていません。が、手塚がその時代になっても西郷さんのように語り継がれる政治家になるよう、秘書軍団も命を燃やしていきたい、そんな様々な因縁や夢を思い描くことが出来た観劇でした。

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