衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2015年04月06日「今度こそ」西崎 翔

統一地方選挙の前半戦がスタートしました。東京では、猪瀬前都知事の辞任により知事選の日程がズレたため、今回から後半戦だけですので、まだ街中も静かです。しかし、あと2週間もすれば、目黒と世田谷だけでも、合計130台近くもの選挙カーが走り回ることになります。もちろん、「チーム手塚」は今回も「NO選挙カー」ですから、税金を使った名前の連呼ではなく、自らの言葉で政策や信念を訴えていくことになります。
さて、国会は「自民一強」と呼ばれて久しいですが、地方議会の状況をご存知でしょうか。実は全国の多くの自治体で、自民党の最大多数が歴史的に続いているのです。地方部はほとんどが「保守(自民)系無所属」なので数字にはしづらいのですが、国政よりも深刻な「一強」状態にあります。それも、衆議院とは異なる大選挙区制度ですから、異常とすら言えるでしょう。
私の住む目黒区もご多分に漏れず、定数36のうち13議席が自民党。6名の公明党と合わせ、過半数を確保しています。こうなると、議会の政策調整能力は著しく低下します。議論の余地が大きい問題であっても、最後は数の力で可決できてしまうのです。その結果、民主党も存在感を出しにくいため、自公と歩調を合わせざるを得ない場面が多くなります。
これではいけない、と思います。昨年7月の「秘書日記」にも書きましたが、今回の統一選の最大のテーマは「人口減少問題」です。日本が直面する最大の危機を、国・地方が一体となって解決するためには、従来の予算配分を大胆に切り換えていかなければなりません。その時、既得権益は邪魔になります。
せめて自公過半数を割りこませて、危機意識を共有する議員団、次世代への投資を重視するグループの賛同がなければ物事を進めさせない、そんな状態にしなければ、日本が衰退の道を辿っていくのを止めることはできません。
と、ここまで他人事のように書いてきましたが、ついに私もリベンジ・マッチを迎えます。前回の僅か40票差での次点惜敗から4年。充電は完了しました。6ヵ月になった長男に渡せるのは、破綻同様の借金大国なのか、希望を見出だせる社会なのか。
今度こそ。必ず勝ち抜いてまいります。

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