衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2012年2月7日「人情の旅in中国」西崎 翔

こんにちは、今流行りのアプリ男子こと西崎です。携帯電話をiPhoneに変更してから約半年、なめこの栽培ぐらいしか出来ない先輩秘書を横目に、iPhoneアプリを徹底的に調査・研究し、同ユーザーでも最先端と呼べるポジションまで到達しました。そんな私のお薦めアプリは「国会データベース」。これは、全ての国会議員の所属政党や役職、選挙区と当選回数、事務所連絡先などの基本情報はもちろんのこと、ウィキペディアや、議員のサイト及びブログにまでジャンプできるという優れもの。手塚事務所および蓮舫事務所では既に広まっていますし、記者や役人にとっても必須アプリとなるでしょう。
さて、そのiPhoneの組み立ては、日本の重要な経済パートナーである中国で行われています。今年は日中国交正常化40周年という節目の年にあたりますが、日本政府は2008年から、青少年交流を目的とした「日本青少年訪中代表団」を派遣しています。
実は昨秋、私もそのメンバー参加へのお声がけを頂き、訪中経験の無かった私は、何としても行ってみたいという思いに駆られていました。しかし、事務所に勤める私が1週間続けて休みを取るのは、普通に考えれば難しい。そこで、思い切って手塚に相談すると
「君と同じ歳の頃、初めて中国に行った時は、統制主義の重苦しい雰囲気に覆われていた。今の中国を、自分の目で見て勉強してきなさい」
と、あっさり快諾。かくして、昨年11月末に北京、福州、広州を訪問してきました。
1週間で6回のフライト、滞在中だけで2500km以上の移動という超過密スケジュールの中で学んだことは山ほどありますが、最も印象に残ったのは、中国は「自由の国」であるということ。自由な経済活動によって発展し、日本と全く遜色ない華やかな市街を発達させ、夜は週末の六本木よろしく大騒ぎする若者達、そこかしこの道端に転がっている泥酔者。タクシーは信号も車線も関係なく走行し、またそれに負けず車道を横断する人々。中国人はマナーが悪いというイメージを持つ日本人が多いですが、彼らは利己的なのではなく、自由に行動しているだけなのです。そして、その自由はもしかしたら、まだまだ将来の発展を期待できる国の底知れぬパワーに由来するのかも知れません。
ここで現地でのエピソードを一つ。広州でのレセプション中に突然、
「滞在中に誕生日を迎えた人をお祝いします!」
というアナウンスが大きな会場に響き、11月25日が誕生日の私は壇上へと案内され、そこに待っていたのは、特大ケーキと記念品、そして出席者一同でHappy Birthday合唱のサプライズ。この粋な計らいには、完全にやられてしまいました。
「国の交流は人の交流である」と言われます。日中間には、領土問題や貿易問題、歴史問題など様々な懸案があることも事実です。しかし、摩擦があるから交流しないのではなく、国民レベルで友好関係を築きながら相互理解をしていくことが必要なのだと、参加者の中でもいちばん身をもって感じられた気がします。
ひょっとすると、手塚もそれを私に教えたかったのかも知れないと思いながらも、通常国会も始まり超多忙の首相補佐官に確かめる機会もなく、せめて地元で、その活躍をしっかりとアピールしようと励む2月の寒空でした。

秘書日記

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