衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2006年2月13日 「試練の時」名和久美子

 学生時代からの友人だった者、ふとした縁から政治に興味を持ち手塚に惚れ込んだ者、学生インターンだった者、政治を志し飛び込んできた者・・・。様々な思いや経緯で集まった現在の手塚事務所の面々ですが、共通しているのは、秘書になるにあたって少なくとも筆記試験というハードルを誰も越えていないということです。一般教養筆記試験・論文提出・面接とあらゆる角度から試され、やっと就職へと辿り着くことができる一般的な就職試験と、政治家の事務所への就職はちょっと違いがあるようです。
 昨年末、事務所のスタッフと忘年会計画を立てていた時のこと。
「去年、名和さんを面接をしたときは、ひどい二日酔いだったんだよね。何を聞いたか覚えてないよ」
ふと漏らしたこんな手塚の独り言。私が手塚事務所の一員となった面接の日、2004年12月25日は毎年恒例クリスマス・イブに行われる手塚事務所忘年会の次の日でした。びっしりと埋まった日程も残り少なくなった年の瀬、忘年会を挟み潜り込んだ私の面接の日程は手塚の疲れもピークに達す頃であったと、初めて手塚事務所で年末を迎えることとなった昨年末に改めて実感したのでした。
 手塚の面接のみというペーパーレスな手塚事務所の就職試験はまさに私にとって幸運以外の何ものでもありません。思い返せば、手塚事務所の次に成功といえる高校入試も、面接試験が廃止される前年に滑り込み、手塚事務所へ入る以前に勤めていた区議の事務所へも面接のみで入所。そして手塚事務所へ。唯一筆記試験だけで勝負をした大学受験では苦杯を舐めました。
 手塚事務所の一員となってから1年。露呈しはじめた一般教養の乏しさと文才の乏しさ。手塚事務所共通一次試験の結果に手塚の嘆きも多くなります。
 新たな1年を迎えるため、何もかもを吹き飛ばすかのように人も物も悔しさも手塚事務所の一員でいられる喜びも・・・様々な思いが入り乱れ完全燃焼をした昨年末でしたが、出だし不調な今年も手塚事務所で年の瀬を迎えることはできるのでしょうか。忘年会のみならず、スタッフが全員揃う場面では、一般教養筆記試験がゲーム感覚で行なわれる気配で、秘書日記で問われる文才だけでなく、学力も問われることとなった試練の時ですが、なんとか手塚が国政復帰を果たし、国会で乾坤一擲の戦いをする時までには、手塚の嘆きを少しでも減らし、信頼される賢いスタッフになりたいものです。

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