衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2014年6月16日「ワールドカップ、開幕」木村祐介

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 関東地方も先週から梅雨入りし、スッキリしない天気が続いています。プロ野球のセ・パ交流戦も今年で10回目となりますが、セ・リーグの交流戦前首位だった我が広島東洋カープは、交流戦は借金まみれで2位に転落。「逆転だよ逆転」と前回の秘書日記の担当の西崎秘書の高らかな笑い声が聞こえてくるようです。天候同様、スッキリしない日々を過ごしています。
 さて、そんな中、4年に1度のサッカーの祭典、ワールドカップがいよいよ開幕しました。32ヶ国による熱い戦いを、そして日本代表の躍進に期待せずにはいられません。1ヶ月間、各国の4年間の集大成、プライドを懸けた戦いから目が離せそうにありません。
 そして、もうひとつの日本代表があります。日本を代表するのは選手・監督・コーチ・スタッフだけではありません。試合を裁く、レフェリーにも日本人がいます。Jリーグファンである私には最早おなじみですが、西村雄一主審です。
 西村主審は、今大会において開幕戦のブラジルVSクロアチアのジャッジをまかされるという日本人初の快挙を成し遂げました。前回の南アフリカ大会の準々決勝、オランダVSブラジルの試合で、ブラジル人選手に毅然とレッドカードを提示したシーンを思い出される方も多いのではないでしょうか。ブラジルにとっては因縁の主審ということになりますが結果は3-1でブラジルの勝利。決勝点はPKによるものでした。PKのジャッジはどのような審判員でも非常に難しく、西村主審に対しては各方面から
「前回大会の帳尻合わせだ」
「このような判定は馬鹿げている」
「明らかな誤審だ」
など痛烈な批判が寄せられています。しかし、私は西村主審のジャッジは正しかったと思います。 「大会、リーグが違えど、ジャッジの基準がブレるということはありません」
とのコメントにも、毅然とした態度を感じます。ブレない姿勢は政治を志す私にもなくてはならない要素だと考えています。日本代表チームはもちろんですが、日本の審判員にも注目してみてください。
 ところで政界は、安倍政権がワールドカップ開催期間中の22日に会期末を迎える今国会で、集団的自衛権の解釈変更を閣議決定しようとしています。世の話題がワールドカップで持ちきりになっているところで、陰に隠れて与党だけで談合し、国民不在のまま決定されるのであれば私は承服しかねます。集団的自衛権をシングルイシューにして、解散・総選挙を実施し安倍首相は正々堂々と「国民の信」を問うべきではないでしょうか。それくらいの覚悟を示していただきたいと考えます。今国会での民主党の役割は、安倍政権をしっかりと監視し、反対の声をあげることだと感じております。ワールドカップ同様、政界からも目が離せそうにありません。

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