衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院6期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代行、東京都連幹事長など。

2025年5月1日「岐路に立つ春」柿澤雄太

 首相官邸前の桜はとうに散り、議員会館の窓から見える景色にも初夏の気配が漂い始めました。新年度が始まったかと思えば世間はすでに大型連休を迎え、通常国会も後半戦に突入しています。季節は移ろいますが、昨年の「政変の辰年」から今年の「復活と再生の巳年」にかけて、日本政界も変革の大きなうねりの真っ只中にあります。
 昨年10月の衆院選は、直前の党代表選で選出された野田佳彦代表のもと、私たちにとっても再出発を期す重要な選挙でした。多くの皆様からの力強いご支援により、手塚も6期目の当選を果たすことができました。心より感謝申し上げます。与党が過半数を割り込む結果を受け、国会の空気は一変し、より一層の緊張感が生まれるきっかけとなりました。それは、有権者の声が着実に政治を動かす、その確かな手応えを感じた瞬間でもありました。
 野田代表の誕生に伴い党内人事も刷新され、小川淳也衆院議員が組織の要となる幹事長に就任しました。そして手塚も幹事長代行としてこれまで以上に重責を担うこととなり、執行部の一員として会議や打ち合わせ等、党運営の中枢に関わる機会が増えました。秘書としても改めて身の引き締まる思いです。
 こうした変化の中、私たちが今こそ精力的に取り組むべき重要課題の一つが「企業・団体献金の禁止」です。国難とも言えるトランプ関税や物価高対策など、喫緊の問題への迅速かつ柔軟な対応は当然ながらも、同時にこれまでの利益誘導型の自民党政治と決別し、政治への信頼を回復するためにはこの改革は避けて通れません。まさに政治改革の本丸と位置づけています。
 加えて、手塚は党の「選択的夫婦別姓実現本部」本部長代行も務めています。家族のあり方が多様化する現代において、皆様から寄せられる切実な声を受け止め、具体的な法改正へと繋げるべく引き続き努力を重ねてまいります。
 少し話題は変わりますが、年度末には議員会館で机を並べた学生秘書も新たな門出を迎えました。S秘書が無事に大学を卒業し就職。また、もう1年間学業を続けるG秘書も志望する企業から内定を得たとの嬉しい知らせがありました。日々ともに働き、将来について語り合った彼女たちの姿を思うととても嬉しい気持ちです。彼女たちの前途が輝かしいものであることを心から願うと同時に、永田町での経験が今後の人生において少しでも糧となれば幸いです。
 そして、すでに視線の先には今夏の都議選、さらには参院選が見えています。今の政治の流れを一過性のものとせず、しっかりと根付かせ、花開かせることができるかどうか。ここからがまさに、その分かれ道となる本当の勝負だと感じています。一つひとつ足元を固めながら、それでも遠くを見ることを忘れずに。時代は変わる。そう信じて、引き続き全力で職務に邁進してまいります。

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