みなさまお久しぶりです、蒲生です。現在は慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の修士1年生として研究に励んでいます。
さて、約1年間の海外留学から戻り、手塚事務所秘書に復職いたしました。昨年、手塚事務所から羽ばたいて向かった先は香港。これまで縁もゆかりもなかった街ですが、色々なことをたくさん経験して大きく成長したいと思い、「えいやっ」と飛び込みました。
香港は、想像していたよりもはるかにさまざまな文化が入り混じったグローバルな場所でした。だからこそ、英語だけで生活できると思っていましたが、現実はそうではありませんでした。生活のために仕事を探そうと香港中を駆け回りましたが、広東語や中国語を話せないと難しいと、何通履歴書を送っても、何度面接に行っても仕事を得られず。香港ライフ1週間目から挫折を味わい、何度も帰国が頭をよぎりました。
ある日の面接。公開面接日ということで、「とりあえず話を聞いてもらおう!」と意気込み、近所のお店で面接を受けようとするも、全く取り次いでもらえず。午後には別店舗でも公開面接が開催される予定でしたが、諦めて帰ろうかと思っていました。それでもここで挫けちゃダメだと自分を奮い立たせ、面接に行ったところ、なんと採用してもらえることに!担当面接官からは、「広東語がダメでも大丈夫。海外生活に挑戦できるほどの行動力があるあなたなら、きっとうちでもしっかり働いてくれるって確信している。一緒に頑張ろう」という言葉をもらいました。これが私の香港ライフを彩るきっかけになりました。
ここで働いた思い出は一生忘れないだろうと思うほど、とっても濃い6ヶ月間を過ごし、次に働いた会社では、何度も遊びに出かけるほどのとても素敵な友人ができました。初の海外生活に香港を選んでよかった。本当に学びの多い、素敵な経験をすることができました。
そんな香港生活を終え、日本に帰国したのが3月。帰国後はゆっくりする予定が、あれよあれよという間に目黒区長選挙が行われ、大学院生活が始まり、そして都議補選が終わったかと思えば、都知事選挙が始まりました。
先日銀座で行われた蓮舫さんの街頭演説会。奨学金に苦しむ若者についてのお話をされているのを聞き、当事者である私はチラシを配りながら涙を流していました。蓮舫都知事に変わったら、どれだけ東京が、そして日本が変わるのだろう。そんな未来に、とてもワクワクしています。
大学院では若年層の投票率向上のための施策について研究しています。新しい東京を、日本を作るのは私たち若者。だからこそ、無関心でいてはいけないと思います。少しでも多くの若者に選挙に行ってもらいたい、政治に関心を持ってもらいたい。そう願い、今日もピンクシャツを着て東京中を駆け回ります。
「こんにちは!都知事候補の蓮舫です!」
どうかご注目を賜りますようお願い申し上げるとともに、一人でも多くの方が投票所に足を運んでくださいますと幸いです。