衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2012年1月10日「故郷について思うこと」友常えり

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 生まれも育ちも東京で、他の土地に住んだことのない私にとって、地方で起こる事件や災害は、海外の出来事と同じような、物語のような、少し距離感のあるものでした。
 それが一変したのが、10ヶ月前の東日本大震災でした。政治家の秘書という仕事に就いて4年半。お世話になった方々や、元同僚、先輩方が、今も平和な日常とはかけ離れた、種々雑多な業務に追われているという現実。目一杯頑張っている人に「頑張って下さいね 」と声をかけるのも憚られ、ただ東京にて無事を祈ることしかできません。
 手塚代議士、伊藤都議も私と同様に生粋の東京ボーイズです。伊藤都議は、仕事柄、東京都のためだけに働くものだと思っていましたが、それは私の認識不足でした。
 毎年「目黒のさんま祭」にさんまを送ってくださる気仙沼市は、目黒区の友好都市です。伊藤都議は震災から3ヶ月気仙沼にボランティアとして参加し、地元職員や市民の方々から直接話を聞き「足なが自転車プロジェクト 」を立ち上げ、寄付金を募り地元の小学生に自転車購入の資金を贈りました。現在進行中の「足なが玩具プロジェクト」は、地元の小学生の要望でゲーム機などのおもちゃを贈る為の資金集めを行っているところです。
 このような活動を身近で見ていて、都議という仕事は、現在の東京都民の東京での暮らしを支えるだけでなく、東京都民の日本中にある故郷や、東京に関係するすべての人々の生活を考え、行動する仕事なのだと実感しました。今まで心を痛めることしか出来なかった私にとって、そのような活動のお手伝いを出来る事で直接行動を起こせることをとても嬉しく思っています。
 明日から通常国会が始まります。政府は、2011年度補正予算と12年度予算で総額18兆円の復興費を投じようとしています。代議士は首相補佐官として、東北の復興に国政から最大限に力を注いでもらうべく、秘書陣一同も、真摯な気持ちで、私たちの故郷・東京から支えて行こうと、新しい年を迎え、心新たに思っています。
 最後に、病気と戦っている大切な仲間、蓮孝道みどり市議へ。東京から力いっぱいのパワーを贈ります。

秘書日記

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