衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2009年6月1日「就職活動報告」三角創太

 皆さんお久しぶりです。早速、手塚事務所の近況を報告したいところなのですが、実は前回の「秘書日記」を書いてから、あまり事務所に来られていませんでしたので、その点にはさほど触れられないのです。
 では、事務所をおいて何をしていたのか。100年に一度の大不況の中、大学4年の私は「就職活動」に専念していました。
 事務所で学んだ色々な経験に支えられて、先日ある銀行から内々定を頂き、無事に就職活動を終えることができました。
 その後、手塚事務所に戻ってくると、就職活動をしていた学生スタッフが抜けていた間も、多くのスタッフによって仕事がしっかりと回されていたのだと感じました。それは当たり前のことなのですが、私は少し寂しい気持ちになったのも事実です。
「自分がいなくてもこの事務所は回っていくのか」
 就職活動をしている間に自分の居場所がなくなってしまったような気がしましたが、私はあることを思い出しました。
 それは就職活動の中で自分の強みを考えたことでした。エントリーシートの欄に必ずある項目、
「あなたの強みは何ですか?」
この項目がどういう意味を持つのかわからず、適当に書いて提出した会社にはものの見事に落とされていたことを思い出しました。今になってこの項目の意味が分かってきました。それは
「あなたの強み・価値は何で、それが会社でどう生かされるのか? 会社のどこに居場所を見出すのか?」
ということでしょう。これに気付いた時、居場所は与えられるものではなく、自分で見出して作っていくものだとようやくわかりました。
 私の学生スタッフとしての強みは、他の学生スタッフの中では誰よりも長く事務所に携わっていること。このことは自信を持って言えます。学生スタッフをまとめるという自分の「居場所」をしっかりと意識して、事務所で頑張っていこうと改めて決意を強くしています。
 就職活動を振り返ってみると、本当に今年は厳しかったことを実感します。経済情勢という自分の努力とは無関係のところに、自分の一生を左右されるのは非常に歯がゆい思いがしました。
 選挙もこれに通じるものを感じます。手塚は毎日コツコツと街頭演説を行って政策実現のために努力をしてきました。しかし時に、西松問題などの手塚の手の届かぬところで起きた問題で、思わぬ逆風を浴びることもあります。
 とは言え、そのような問題に対して嘆いていても仕方がなく、「頑張り続けること」をその後ろ姿で教えてくれたのは手塚でした。
 今度は私が手塚の「内定」を求めて、学生を大いに巻き込みながら頑張っていきたいと思います。

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