衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2006年7月10日「お立ち台回避のために」 大平 順

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 時が進むのは早いもので、気づけば太陽の光が眩しい季節になってきました。手塚を先頭にスタッフ一同クールビズ姿で仕事をさせて頂いております。
 さて、夏突入といえば手塚事務所の恒例行事である暑気払いが行われる時期です。以前、中村秘書の「めざせ秘書日記NO.1」で紹介されているように、今年も上半期の秘書日記コンテストも行われるはずです。投票結果が最低の作品の筆者は椅子の上に立って朗読というおまけ付きのコンテストですから、事務所内でも「誰が今回のお立ち台なのか?」という話題が聞こえてきていて、焦りを感じている秘書も何人か。
 秘書日記のレベル低下が指摘される中、実はある制度が始まりました。僕をはじめ文才が著しく乏しい面々の能力アップを求めるためのミニコンペ。すなわち競争原理に頼った予備選で、日記提出日に2人が提出し、内容の良い方を採用するというものです。僕は恥ずかしいことにこのコンペで勝利を手にしたことはなく、お蔵行きのものも多々あります。毎回手塚や先輩秘書から辛い評価とご指導を頂いているのです。
 当然のことながら、この事務所スタッフのあふれる文才の源は何なのかという疑問がわいてきます。それはどうやら特別なことではなく、手塚本人をはじめ多くのスタッフは読書量が半端でなく、それが文才と比例しているようなのです。以前、手塚が
「俺は現職の時から、どんなに忙しくても月に最低10冊は本を読んでたよ」
と言っていました。手塚の表現力豊かな文章や説得力のある言葉は、小さな頃からの積み重ねた読書量に裏打ちされたものなのかもしれません。このことに気づいた時、つい最近までほとんど読書というものに目を向けてこなかった自分がひどく惨めに思えて来ました。すでに手遅れかもしれませんが、手塚や先輩秘書に少しでも近づきたく、最近は読書馬鹿と化しています。周りの友達からは突然の変わりように「どうしたんだ?」と問われているぐらいなのです。せめてミニコンペから脱出するべく、そしてこの秘書日記を少しでも面白くできるよう日々精進しております。これからもこの秘書日記を多くの方にご愛読頂けることを願いつつ、今日も目黒世田谷の地を駆け回ってまいります。
 ただ、あの方がいますから、今回もお立ち台だけは回避できそうです。

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