衆議院議員手塚よしおウェブサイト。立憲民主党 東京都第5区(目黒・世田谷)。都議1期、衆院4期、元内閣総理大臣補佐官。現在、議運筆頭理事、国対筆頭副委員長、都連幹事長など。

2006年4月17日 「永田(町)パニック」中村公太朗

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 軋むタイヤが、窓に押し寄せるマスコミを後方彼方へと引き離す。法定速度目一杯まで回転数をあげるエンジンが、追跡しようと発進を始める車を突き放す。後部座席で憔悴しきった永田寿康代議士をバックミラー越しに覗くたびに、病院へ向かうファンカーゴが信号で止まるたびに、赤色回転灯が装備されていないことを恨めしく思った。
 遡ること数日前、手塚が睡眠を除くほとんどの時間を永田代議士とともに過ごすようになり、普段から随行をしている僕は、思わぬ展開でメール問題に接することとなった。待機中のほとんどの時間を地元事務所へ押し寄せる各メディアの取材対応に追われながら、テレビやラジオから流れる関連ニュースに耳をそばだてながら、垣間見る永田代議士の飯喉通らぬ状態を目の当たりにしながら、当事者でも党執行部でもなく、マスコミとも一視聴者とも違う様々な角度から、多くのことを感じる経験になった。
 政治腐敗を正そうと強い信念を胸に質問に立ったとはいえ、緻密な調査もせずにメール仲介者に騙され、一部の人に多大な迷惑をかけた永田代議士への拙速との厳しい批判は当然で、民進党の方針がいまいちはっきりせず、国民の政治不信に拍車を掛けてしまったのも事実。
 一方、メール仲介者を明確にせよと声高に叫んだ自民党議員が、自身が所持する塗り潰しの少ないメールの入手先の情報公開には歯切れが悪く、いまだ明らかにしないのも、耐震強度偽装問題に関わる元国土庁長官の大事な政倫審が、大して注目浴びることなく粛々と終わったのも、一連の大きな流れに隠れた決して小さくない事実。
 ?と感じたのは、きっと民進党への贔屓目だけではないはず。
 ともあれ二大政党政治を確立し政権交代を目指すべき民進党が、一連の騒動で前原誠司代表の引責辞任にまで及ぶ深刻なダメージを受け、とにもかくにも、所属国会議員による投票の結果、新しい顔と結党以来最大の危機を打破すべく豪腕が期待されて、小沢一郎新代表が誕生した。
 小沢代表の有名な著書に「日本改造計画」という本がある。手塚は日本新党時代に、現在の中田宏横浜市長らと共に「小沢一郎『日本改造計画』への挑戦状」という本を書き、まさしく挑戦状を叩き付けたことがある。本屋の棚にはおそらくもう並んでいないだろうこの本の冒頭に、当時の小沢代表がコメントを寄せている。
「大いにけっこう。~折に触れて私も若い議員の諸君と議論していきたい。~若い議員の諸君がこのように堂々と意見を表明してくれた意味は大きい」
 こうとなったら、自由闊達な議論ができ、オープンで若手にチャンスがあり、そして慎重かつ大胆に怯むことなく徹底的な疑惑追求ができる党を目指して、WBCの日本さながらな不屈の闘志と大逆転劇を、新生小沢民進党に心から期待したい。
 ちなみに、もうすぐ私も父親になる。やっぱり民進党にいい社会をつくってもらいたい。

秘書日記

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