衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2006年10月9日「卒業試験」 井上裕美子

 安倍新政権が誕生しました。同時に再登板の噂も消えない小泉純一郎前総理は総理大臣職を卒業なのでしょう。
 臨時国会が始まり、熱のこもった質疑が続く中、かつて手塚よしおが都議会議員であった時代に秘書として手塚を支えた山内あきらさんが品川で新たな挑戦をしています(10/7現在)。現在は党が違うため表だって応援は出来ませんが二人きりで働いた数年間は、まだ20代だった手塚よしおにとって何にも代え難い財産であり、なんとか戦い抜いて結果を出して欲しいとの強い気持ちがあるのだと思います。
 山内さんも手塚事務所を卒業していった一人です。
 9月の終わりに手塚、伊藤が衆議院を目指す橋本博明さんの披露宴のため広島に遠征したことは独り言などでご存じかと思いますが、この時の主役の一人もまた手塚事務所の卒業生でした。秘書日記にも登場したことのある、当時は日比谷という名字であった橋本絵美さんです。インターン当時から言葉遣いから接客までそつなく、またスタッフ含めての宴席では玄人はだしの歌唱力も披露してくれていました。そんな彼女も大学卒業と同時に手塚事務所を卒業し数年企業で働いた後の結婚でした。
 今、手塚事務所には卒業試験を控えた人間が数名おります。ある者は手塚が会合から出てくるのを待つ車内でポスターのキャッチコピーをひたすら考え、ある者は一晩中「頼りがいがあり、さわやかで、好青年」に見えるネクタイの結び方、笑みの作り方を鏡に相談しでいます。
 当然とっくの昔に卒業試験を優秀な成績でクリアした伊藤都議や卒業なんてずっと先の話と思っている他のスタッフは気楽なもので
「いいじゃん、伊藤さんの都議選のコピー(発想、空想、新世代)をちょっといじって『妄想、幻想、バーチャル世代』で」
「いっそのことポスターに顔写真無し、イラストでいくのはどうですか、私漫画得意です」
 ついには
「後ろ向きにしましょう。陰の努力ってことで表には立たない控えめな政治家を目指すのも新しいですよ」
 本人たちは
「あのねぇ、当事者の気持ちになってよ」
と恨めしそうな顔もしていますが、何よりの目標に照準を合わせて歩き出したことの嬉しさの方が勝っているようです。
 もちろん他人事のような顔をしているスタッフも、彼らを応援したいと何くれと無く煩雑な作業の手伝いを買って出ています。
 手塚よしおはそんな若い世代を叱咤激励し、頑張っている姿に目を細めながら、一時も早く国政に復帰して、彼らの力も借りながら政権交代を目指したいとの思いを一層強めているようです。
 卒業試験は来年4月。それまでのあと半年間の活動が試験の結果に直接結びつきます。どうぞ、手塚よしおはもとより手塚事務所のスタッフの活躍にもご注目ください。

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