衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2005年5月30日 「二子玉浮世床」岡本文夫

 いつも地元の皆様に多大なご支援を頂いている政治家事務所としては、地元商店街とのお付き合いを心掛けるのは当然のことです。酒豪揃いの手塚軍団はその方針に則って、ツケをためることもなく、地元のお店をしらみ潰しに巡回しております。もちろん、不肖岡本も学芸大学駅周辺の地域経済の活性化にはいささか貢献している次第です。
 しかし、床屋だけは自宅近くの二子玉川のある店に通わなければいけない事情があります。一昔前、湾岸戦争開戦の朝、イラク軍の猛砲撃を喰らって、12日間もかけてようやく日本に辿り着いた私は、久し振りにボウボウの頭(注:その頃までは、フサフサ黒々としていたのです)をして数ヶ月振りに散髪に行きました。
 二子玉川の「バーバーQ」では、久し振りの訪問を歓迎してもらいました。
「お客さん。テレビで原油タンクが被弾してモクモク燃えているのを見ましたが。あの石油会社じゃなかったですっけ?」
「ええ。あの時、すぐ横で熱風に苛まれていたんですよ」
「エエエッ?!そりゃあご苦労さんでした!」
男っ気溢れるQさん。なんと、その日の散髪代はタダにして頂いたのでした。
 手塚の秘書に採用された約4年前。他党の某区議の影響力を感じる二子玉川の商店街には、手塚のポスターはほとんど見当たりませんでした。しかし、商店街のリーダーQさんのご協力は絶大。現在は商店街に20枚近いポスターを貼付させて頂いております。
 そのような訳で浮気の出来ようはずもなく、毎月「バーバーQ」で浮世床を楽しむ私です。
「うちの若い衆が国民年金に入りたがらなくって困ってるんですよ。社会保険庁の体たらくを見ていると、あまり強いことも言えませんが…」
「次の総選挙で民進党が政権交代して、年金制度を改革しますよ。悪いこと言わないから、ちゃんと入っておきなさいよ。人間誰しも、いつかは年を取るんだから」
そこで、民進党の一元化した二階建ての年金改革案をひとくさり。現在の髪の毛の量からすると、アッという間に終わってしまいそうな散髪ですが、さすがにプロのQさん。話が一段落するまで、じっくり調髪してくれているようです。
 こちらも代議士の評価はともかくプロの秘書を目指す身。調髪が終わる間際にセールストークをひとつ忘れません。
「民進党にサポーター制度っていうものがありましてねぇ。代表選挙のある年には、一般市民の皆さんにも投票に加わって頂くんですよ。まあ、民進党の応援団っていうところかなぁ。応援団に入って下さいよ」
「岡本さんには参ったなあ。散髪に来て、営業していくんだからなぁ」
サッサと仕事を終わらせなかったことをちょっぴり後悔しながらも、ちゃんと協力してくれるQさんでした。
 いつもご協力ありがとうございます。私も義理人情の岡チャンと呼ばれる男。遠からぬ将来、ツルツルになることがあっても、必ず毎月「バーバーQ」に通うことは間違いありません。

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