衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2005年2月28日 「仕事納め-手塚学校業」岸本桂司

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 次々に押し寄せる人、人、そして、また人。渋谷のスクランブル交差点の真ん中でもなく、家族連れで賑わう東京ディズニーランドでもなく、そこは中目黒GTです。
 先月末に開催された伊藤悠目黒区議と関口太一世田谷区議共同開催の「新春の集い」には、300名以上の方々にご来場頂きました。学生秘書の私からも、この場を借りて御礼申し上げます。
 さて、両区議の都議選へ向けての総決起集会という位置づけの会を、手塚事務所の学生秘書として微力ながらお手伝いさせてもらったわけですが、なにぶん私にとっては初めての経験。予定来場者の人数を事前に確認していなかった私は、正直なところ、実際の来場者の人数よりも過少に見積もっていました。開始時刻が迫るにつれて、受付前は来場者の方々で溢れかえり、それを遠目に見た私は驚愕。俗語的に言うならば、「びびる」という感じでした。
 コートや傘などの、来場者の荷物を会場裏の別室で保管するという、失敗の許されないクローク任務を数人のインターン生とともに先輩秘書から与えられた私でしたが、受付開始と同時に、てんやわんやのすっとこどっこい。序盤は、来場者から直接に荷物を受け取る受付との連携がなかなかスムーズにいかず、自分の処理能力を超えてしまう状況。俗語的に言うならば、「てんぱる」という感じでした。
 伊藤目黒区議の政治信念は、いい意味でのアマチュアリズム、つまり「政治の常識にとらわれずに、納税者の怒りをそのままぶつけたい」という思いを強くもっています。しかし、その場で私自身は、本当に悪い意味でのアマチュアっぷりを見事に発揮してしまったのです。どのような状況においても常に冷静に対応できる人間を目指す私ですが、その理想像には甚だかけ離れている自分をその場で痛感した次第です。俗語的に言うならば、「へこむ」という感じでした。
 そのように、与えられた仕事を「てんぱり」ながらこなしつつも、同時に一人の観客として、いわゆる「政治家のパーティ」というものを目に焼き付けさせてもらいました。壇上に立ち挨拶をする来賓の国会議員の方々、その話に一心に耳を傾ける支持者の方々、さらにはあらゆるところに気を配りながら会場中を動き回る秘書。私自身のフィルターを通して撮影された、その一瞬一瞬の画像は、私の「政治家インターン写真館」の最後のスペースを埋めるのに相応しいものとなりました。
 大学3年生の夏休みにインターン生として手塚学校の門をくぐってから、早1年半。その学び舎を巣立つ時が、私にもやってきました。「知らないことを知る」という本来の目的も、充分に達することができたのではないかと思っています。すべては、手塚代議士や秘書の皆さん、そして東京5区の地域に住む有権者の方々の存在があったからに他なりません。人に感謝の気持ちを伝えるということは照れくさいものですが、この「秘書日記」をもってお礼の言葉に代えさせてもらいます。ありがとうございました。

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