衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2004年12月6日 「秘書技能検定」増井絵美

 「おはようございます」
出勤してまず目に付くのは、地元五本木事務所から送られてきたファックス。これをファイルに綴じるのが、1日の始まりの仕事。
 お久しぶりです。議員会館・学生スタッフの増井絵美です。さて、このファックスの正体は何かと言うと、地元スタッフの努力の結晶。ポスティングやポスター貼付け状況が表にまとめられています。地元秘書のその日の活動結果と前日までの合計数が、表になっているのです。つまり会館にいても、地元事務所の勤勉、活躍、そして怠慢が一目瞭然というわけです。
 2000枚を超えるポスティング結果がファックスされようものなら、こちらも自然と身が引き締まります。
「すごいですね~!頑張ってますね~!!」
幸か不幸か、五本木の気合いを会館事務所にも伝播させるのが、次の私の仕事。
 でも、これでいいのだろうか。秘書の仕事ってなんだろう。ふと考えてしまいますよね。また「今更ありきたり過ぎて聞けないこと」というのも、1年以上もお世話になると出てくるものです。そこでこれらの不安の解消になればと、先日試しに「秘書技能検定」というものを受けてみることにしました。履歴書の寂しい空欄を埋めたいという下心が垣間見えるなんて言わないでくださいね。
 秘書に必要なのはどんな技能か。例題を載せてみたので試しに解いてみてください。
【マナー・接遇】<電話のかけ方、受け方>
次は秘書A子が、最近電話応対で行ったことである。中から不適当と思われるものを選べ。
1、声が小さくて、よく聞き取れなかったときに「お電話が少々遠いのですが…」と言って、声を大きくして話してもらった。
2、ベルが何回も鳴ってから出たとき「お待たせいたしました」と言ってから、電話に出るのが遅くなった理由を話して謝った。
3、名指しされた人がいないので間違いだと思ったとき「○○という者はおりませんが、お間違いではないでしょうか」と言った。
さて、皆様お分かりでしょうか。正解は2番です。
 問題集を開いて、あら不思議。いつも目にしているお手本がいいからなのか、予想以上にすんなり解けるのです。さて、検定結果はいかに。私自身の努力の成果と、会館で働く2人の男性秘書の指導力・育成力が試されることと思います。
「ありがとう。お疲れ様」
代議士が机のパソコンから顔を上げて一言。仕事の最後に頂くこの言葉は、何にも変え難いものです。一日の勤務の合格を意味していると考えても、いいものなのでしょうか。

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