衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2004年1月26日 「慣れないことをするもんじゃありません」宮川光二

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 選挙の片付けが一段落した五本木事務所には、いつもと違う雰囲気が漂っていました。一日中、カチャカチャカチャという音が鳴り響き、普段は事務所の椅子を温めることなく、駅頭演説、ポスター貼り、ポスティングと地元を駆け回っているスタッフが机に張り付いていたのです。まるでSEのオフィス。もちろん、当選して安心したわけでも業種を変えたわけでもありません。
 慣れないパソコンでの作業に精を出していたのです。肩こりと目の疲れ、そしてあることに悩まされながら。それぞれがキーボードをたたく脇には、山積みにされたハガキ。そう、選挙のときに手塚を大きく後押しして下さった公選ハガキです。選挙では、増えていくハガキで手塚が多くの方々に支持されているという手応えを実感したものです。夜、どんなに疲れて事務所に帰ってきても、日々大きくなるハガキの山に勇気づけられました。
 スタッフは言うことを聞いてくれないパソコンを相手に、皆様に書いて頂いたハガキを、一枚一枚入力して名簿にしているのです。ご紹介して下さった方々を、手塚のファンにするべく。
 「この方の名前はなんて読むの?」「うーん、メメか?」「ゲメ?メモク?じゃないよな?」
 こんな時には、さすが年の功、岡本辞書ならぬ岡本秘書に聞けば即答です。まるでご託宣のごとく「これはエノメと読む」
 そんなこんなでハガキの山を宝の山にするための入力作業を1週間もしていると、問題が発生しました。1日中事務所で作業していると、何とも言えない不安に襲われるようになってきたのです。朝、出勤しても、いつもポスティングしているタウンミーティングのご案内のビラがない。お昼を食べに出かけると、いつもあるはずの手塚のポスターが街にまったくない。皆が外に出たくて体がうずうずしてきてしまったのです。嬉しいはずのハガキの山をうらめしく思ってしまうことも。
 ただ、この禁断症状のおかげで事務所がきれいになるという思わぬ効果もありました。いつもは押し付け合いの整理整頓を、取り合いになるほど全員が率先するようになったのです。体を動かしたいばっかりに。
 事務所がこれ以上ないというくらいきれいになるころに入力作業もほぼ終わり、今はタウンミーティングのご案内をポスティングする毎日です。事務所の椅子も元のように冷え切っています。外に出るようになって、一人ひとりが活き活きとしています。事務所の整理整頓はおろそかになってきましたが、やっぱり外に出るのは気持ちのいいものです。もちろん、みなさんからいただいたハガキを活用するべく次の作戦も考えていますので、ご安心ください。

秘書日記

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