衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2003年5月19日 「伝統のワラジ」藤本浩輝

 2度目の秘書日記を書かせて頂くお許しを頂きました藤本浩輝でございます。と言っても前回は「インターン日記」での登場でしたから、秘書として書かせて頂くのは今回が初めてです。
 「二足のワラジ」とのタイトルで、昨年の12月に伊藤悠新目黒区議が秘書日記を書いておりました。もちろん当時は「秘書」と「候補者」の二足のワラジです。先日の初当選と同時に二足のワラジからピカピカのスニーカーに履き替えた伊藤悠区議の後継には、かなり頼りないのですが、私が新たに「学生」と「秘書」の二足のワラジをはいての登場になります。
 この春私は、手塚事務所で学生インターンを経験し、今後は非常勤での残留を希望していました。伊藤区議はじめ諸先輩方にご推薦を頂き、代議士からは「大学は卒業しなきゃダメだよ」との条件つきで、正式に手塚事務所のスタッフの一員に加えて頂きました。
 はじめて代議士から託された仕事、それは伊藤区議のサポートです。伊藤区議担当を拝命したときの喜びといったら、それは半端なモノじゃありませんでした。手塚代議士が見込んだ男、伊藤区議のもとで働かせて頂ける。それは私にとって、代議士の直近で勉強させて頂けるのと同じくらい嬉しいことなのです。伊藤区議の一切の妥協を許さぬ徹底的な仕事へのこだわりと、若いスタッフへの暖かい眼差しは、手塚代議士そのものであります。手塚事務所にお世話になってたかが3ヶ月の私にとって、伊藤区議のもとで勉強させて頂けることは、まさに願ったり叶ったりでありました。  このチャンスをなんとかモノにしなくてはとの熱い思いを胸に、選挙期間中は早朝から深夜まで事務所はフル回転です。スタッフのシフト管理や候補者への連絡など、限られた時間の中で必死に与えられた仕事をしていると、気がつけば投票日。4月も終わり。
 伊藤新区議誕生のバンザイをした後に、代議士は「大学にはちゃんと通ってるのか?」と声を掛けて下さいました。しかし、選挙中のこの1カ月は大学に行く時間などまったくありませんでした。先輩秘書の苦笑の中、代議士が恐ろしい事をおっしゃるのです。「大学留年は、手塚事務所の伝統だからね…」それは大学の成績表よりリアルな一言でした。
 私は「現役卒業」を公約にこれから精進して参ります。って今日も朝から通学ならぬ通勤です。

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