衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2003年11月17日 「ビッグウエーブ」松田哲也

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「選挙が終わってどれ位だっけ?」
 「エーッ!まだ1週間か?」
 そんな会話が事務所の中で飛び交います。準備期間を合わせて数ヶ月にも及んだ過酷な選挙戦と、終わって1人街に出て気づいた穏やかな秋の風。手塚秘書軍団は世界ウルルン滞在記の旅先案内人のように時差ボケなのかもしれません。既に遠のき始めている歴戦の記憶。「手塚よしお」という政治家を通して授かった貴重な体験が、風化してしまわぬよう、しばらくはこの「秘書日記」でそれぞれが従軍作家となって記録を残していきたいと思います。
 選挙戦初日、名前の連呼だけの街宣車は使わない手塚の選挙手法は、何といっても10年以上ずっと続けてきた街頭演説とビラ配りによる政策の訴求。一人でも多くの有権者に届けたいと、スタッフもビラを山のように抱え、改札口に向かって降車客に的を絞り臨戦体制を整えます。
「こんばんわーっ!手塚よしおのマニュフェストでーす!」
帰宅ラッシュで電車が到着する度に押し寄せる物凄い人の波。まさにビッグウェーブ!次の電車迄のベタ凪。波待ち。私たちにとって自由が丘は駅前留学ならぬ、駅前サーフィン海岸。
ビラの受取り率は手塚がほぼ100%なのに対し、インマチュアなスタッフは波に乗れず50%程度。ならば、サッカーで貢献と、鉄壁のディフェンダー手塚の後ろに回り、その網を掻い潜るフォワードをスィープしていきます。しかし、どんなにバックアップしても手塚の代わりにはなれません。
 連日、早朝から夜遅くまでの長時間、選挙区内のありとあらゆる場所を歩きながら、ウグイス嬢に一切頼らず、まさしく寝る時間以外は24時間、自らの言葉で自らの政策を訴える手塚。移動中、その疲労・憔悴は傍で見ていて半端じゃありませんでした。しかし、それに反比例するように人前では満面の笑顔。スタッフには冗談を連発。「あの冗談」も、そんな選挙戦真っ最中に飛び出しました。都立大学の駅頭に向かう車中。
「てっちゃん。自由が丘で演説やってよ」
「…^^」
「冗談じゃないって」
「…^^:」
「もう、声が出ないから」
 結局その日は冗談だったのですが、その様子を見ていた伊藤区議がこれは面白いと手塚に強く進言し、最終日のフィナーレ、自由が丘で演台に立つ事になったのです。以前にも書きましたが、手塚と私は大学時代の弁論部の同級生。それにしたって、私のようなアマチュアの出る幕ではありません。15年振りの演説で身も心も、あっちもこっちも縮む思いでしたが、受けた以上、今まで語り尽くせない程の沢山の経験を与えてくれた手塚よしお代議士に対し、心からの応援演説ならぬ、友人代表スピーチをさせて頂きました。
 さて、いよいよ2期目が始まります。来年は民進党の代表選。そしておそらく3年後には本当に政権の座をかけての衆参同日選挙。いよいよ、これからが手塚よしおの本領発揮です。我々スタッフも、いつまでもウルルンと時差ボケしてるわけにはいきません。今回よりももっと大きな波を。「とてつもないビッグウェーブ」を手塚よしおは皆さんにお見せします。

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