衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2018年1月4日 「Rolling Stone」土橋雄宇

 「一度、辞めた社員を企業が再び雇用する“出戻り”を認める風潮が高まっている。その象徴の一つが、日本マイクロソフト会長だった樋口泰行氏のパナソニック経営層への“出戻り”だ。新卒採用、年功序列、終身雇用の3点セットが前提の会社では、一度辞めれば二度と敷居をまたげないという企業文化も珍しくはなかったが、意識は確実に変わりつつある。」
https://www.businessinsider.jp/post-107382

 2017年10月22日夜半、第48回衆議院議員総選挙の開票結果があらかた判明しつつあったその時、およそ1か月前のまさに解散のその瞬間には、すわ政権交代か、と過剰な希望を心に持っていた自らの不明を恥じながら、また、俗に言う「政界一寸先は闇」との言葉を噛みしめていた…、そんな午前2時に、不意に手塚よしおからの電話が鳴った。
「まあ、四の五の言わずに戻ってこい」
 多くを語らず、いつもの強い口調で要件を告げられ、短い会話を二三交わす。一も二もなく、7年ぶりの古巣復帰が決まった瞬間だった。
 奇しくも今から10年前に、初めて手塚よしお事務所に足を踏み入れた時、自由と孤独を愛するスナフキンへの憧憬を書き記した。今、少しだけ言い換えれば、それはRolling Stoneへの憧れとも言えるだろうか。
「A rolling stone gathers no moss」
 英国流の「石の上にも3年」ととるか、米国流の「流れる水は腐らず」と解するかは、人の性格やその生き様に寄るだろうが、それでもこれだけあらゆる物事が流動化し溶け出しているこの変革期の時代にあって、コケをむさずにまっすぐ生きていくことは困難なことなのかもしれない。
 ここ最近、“出戻り”が日本社会のトレンドになりつつある、という記事を最近いくつか目にした。自分が時代の最先端を行っているのか否かという冗談はさておいても、多様性が尊重され、新たな文化が築かれようとしている開拓地には、いつもたくさんの魅力が詰まっているものだ。
 今回の総選挙でも、手塚よしおが幾度となく街頭で語ったという言葉、
「政治は社会的に弱い立場の人のためにある」
 そんな貫徹するに値する政治信念の実現のため、転がり続ける小石の欠片の国会議員政策秘書として、微力ながら改めてコツコツ奮闘したいと思う。2018年、そして平成30年、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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