衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2016年6月1日 内野席「裸の王様」西崎 翔

初当選から、ちょうど1年が経過しました。昨年の5月に任期がスタートし、各定例会、一般質問、決算や予算の審議といった議会活動を順々に経験してきましたが、ついに一巡。先日、私にとっては2回目となる臨時会が開催され、所属委員会も新しくなりました。初心を忘れることなく、挑み続ける新人議員でありたいと思います。
さて、ご存知の方も多いでしょうが、業界の俗語で「当選する」ことを「バッジが付く」と言います。また、現職議員のことを「バッジ」なんて呼んだりもします。その心は議員の象徴である「議員バッジ」。
国会では、バッジを付けることが法律で定められていて、バッジを付け忘れると本会議場に入ることができず、細川元総理が衛士に止められてしまったというエピソードもあるくらいなのです。
同じように目黒区議会でも、本会議、委員会、出張の際にはバッジを着用しなければならないと定められています。しかし逆を返せば、それ以外の時は、各議員に委ねられているということです。
実は、私は議会の外で議員バッジをすることは殆どありません。
「バッジはどうしたの?」
と聞かれることも多いのですが、頑固に付けません。それには、ある理由があります。
1年前の区議選当日の深夜。当確が出た直後の私に、手塚さんが言いました。
「君はこれから議員として活動することになるが、外で議員バッジをひけらかすようになってはいけない。権威の象徴として嫌味に受け取る人も大勢いる」
もともと私自身も反権力的な志向が強いので、その通りだ、と心の中で思いました。ただ、手塚さんの話は続きます。
「コツコツと懸命に活動して、顔を覚えてもらって、信頼を得るようになれば、バッジを付けていなくても、周りからそれが見えるようになる。その境地を目指して、必死に頑張れ」
目から鱗が落ちたようでした。そう、議員であることを示すのが重要なのではなく、何をしているかを知ってもらうのが重要なのです。地域の行事などに参加しても、まだまだ「あなた誰ですか?」という顔をされる私は、さしずめ裸の王様なのでしょう。
そういえば、民進党の岡田代表も、外務大臣だった当時の会見で、国会と会館以外ではバッジを付けないと言っていました。私の空の胸元にも立派なバッジが見えてくるよう、もっともっと努力しなければならないと、1年の節目にあらためて決意させて頂きます。 巷の解散風はようやく落ち着いたようですが、蓮舫さんが改選となる参院選は必ずやってきます。元秘書としても、ただ再選を目指すだけでなく、民進党の理念をしっかりとアピールする場とすべく、精一杯サポートしていきたいと思います。

内野席・外野席

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