衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2005年8月15日 内野席「手塚よしおは逃げない」伊藤 悠

「今回は完全に読み違えちゃったよ」
衆議院が解散された夜、それまでの発言を振り返って手塚さんが漏らした一言です。
「99%解散はないよ」
と衆議院で郵政法案が採決される前はもちろん、僅差可決で法案が参議院に送られた後も一貫して解散なしの読みを展開していた手塚さん。
その解散なしの根拠は明快で、
「こっち(民進党)がやって欲しいときに相手(自民党)は解散なんかしてこないよ」
「最後は自民党が力ずくでも総理を止めるだろう」
というものでした。
ところが8月5日の金曜日になって、
「伊藤さん、手塚さんが選挙の可能性があるから製作物の準備をしておいて欲しいそうです」
という中村公太朗秘書からの電話あたりから様子が変わってきて、
「うーん、これで解散が50%くらいになったよ」
と手塚さんの内心も大きく変わってきたわけです。
さてさて、解散予想は大きく外れましたが、次の予想がきわめて重要で、それは1ヵ月後、投票日の世の中の空気です。今は「郵政」一辺倒、郵政議論なくして投票なし、というくらい国民の関心が集まっているのは事実。ところが、果たしてこの空気が選挙最終日まで続くかというと、それこそ予測力が試されます。
「俺は続かないと思うよ。最後は政権選択だよ」
と予想する手塚さんですが、解散予想をはずしているだけに、言っている本人も実際のところは半信半疑の様子。
考えてみれば、小泉政権になってから政治関係者の予想は外れっぱなしです。その理由は3つあると思います。
1つは小泉さんが常識離れしているから。これは定説ですね。
2つ目は、小泉動向を読むためには、前後関係よりも彼の性格で判断したほうが言いということ。
3つ目がおそらく重要で、皆が予想したことを見極めたうえで、小泉さんはその反対に出るということ。今回の解散がいい例です。
結局この政局、小泉総理以外はどうしても受身にならざるを得ません。予想もムダ、批判もムダ。
だとすれば、与えられた課題を民進党は誠実に解決していくことが大事なのではないかと思います。
「逃げない」民進党、「逃げない」手塚よしおに、どうかご期待下さい。

内野席・外野席

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