衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2013年6月3日 内野席「風に負けない信念」伊藤 悠

風向きが変わる。
この仕事を続けていると、常に風の流れに気を取られがちです。
「いい時もあれば、悪い時もある」
経験豊富な手塚さんなどは冷静に分析されていますが、僕ら若手はどうしても気にしてしまう。
去年の年末は
「もう民主党はダメだ!信用できない」
そんな厳しい声も頂きました。しかし、最近になって
「民主党がしっかりしなきゃダメじゃないか!」
同じダメでもニュアンスが少しずつ変わってきた気がします。
その心は
「ほかの野党がしっかりしないんだから、民主党がちゃんとしないと、国会に緊張がなくなってしまう」
ということらしく、
「国防軍の話ももっと民主党が反対の論陣を張るべきだ」
との意見を頂きました。
その一方で、
「民主党も与党を経験したのだから、何でも反対の野党になるなよ」
という声も頂きます。与党も野党も経験したので、国益優先で政策決定していくことが必要だというのは、私も同感です。
翻って、都議会のことを振り返ると、僕ら民主党の若手都議は、オリンピック招致の検証や天下りの実態解明など、どこよりも鋭く追及をしてきました。なかには
「オリンピック招致に賛成したのだから、重箱の隅をつつくような質問をするな!」
という声も他党からありましたが、私は賛成したからこそ、予算の使われ方に責任を持つべきだと訴えてきました。招致運動をしている最中に、無駄の追及をするのは国益にかないませんが、招致活動が終わった後に、次への成功のために検証を行うことは、まさに国益だと思います。
例えば、前回のオリンピック招致経費は150億円でしたが、僕らが問題指摘したのを踏まえて、都は今回の招致経費を75億円に半減させました。減らした分、例えば、招致ロゴのデザインを公募した結果、美大の女子大生が桜の花びらを和の形にしたカワイイロゴを無料で作ってくれたりしました。もちろん、美大生も歴史的な招致ロゴのデザインを手掛けることができたわけですから、喜んでいただいたはずです。
民主党は与党も野党も経験しましたので、常に国益や都民益を意識しながら、時に役所をサポートし、時に役所に厳しく切り込んでいく、そうしたバランスのとれたチームを目指していきたいと思っています。
いい時も、悪い時もありますが、いい時には謙虚になって、悪い時には、実態を悪化させた理由を反省しつつ、泰然と、自分が何のために議員になったのかを思い出しながら活動していきたいと思います。

内野席・外野席

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