衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2014年10月1日 内野席「NO!選挙カー」伊藤 悠

早いもので10月になりました。どうも、政治に携わって生活をしていますと、カレンダーの読み方が変わってくるようで、選挙まであと何日といった見方をしてしまいます。
ちょうど半年後に差し迫って来たのが目黒区議会議員選挙です。振り返ってみれば、前回の区議選は、震災直後の非常事態のなかで行われ、街の静けさと選挙の喧騒が有権者に違和感を与え、マイクの訴えもなかなか有権者には届かない選挙でした。そんな中で、広がりを見せたのが「NO! 選挙カー運動」です。
選挙自粛ムードに押されて、加入してくださる議員さんが急増し、確か50名を超える集団にまでなった記憶があります。ところが、この「NO! 選挙カー」の活動で、一番ネックになったのが、看板問題。選挙カーには名前入りの看板を掲げて、候補者名を宣伝できますが、旗やポスターに名前入りの印刷をすると選挙違反になるため、名前の宣伝はタスキ一本!
「それじゃ、名前を覚えてもらえないから、やめた方がいい」
と選挙カーの使用を支援者から勧められ、困惑する候補も多かったようです。
実際、私も都議選で負けてからは、
「選挙カーは使った方がいい」
という声が支援者の皆さんから沢山いただき、敗戦の一因として考えそうになりましたが、初心を思い出せば、選挙カーを使わないことに大義と使命感を覚えていました。
「名前の連呼だけで、名前を書いてもらうのはおかしい」
と考えた、初当選の頃の感覚は、今でも大事にして行きたいと思いますし、何より、敗戦の原因を選挙カーに集約することはできません。やはり、テクニックよりも大義を大事にして、選挙は戦いたいものです。
私が次の区議選に立候補することはありませんが、区議会を目指す仲間の皆さんから、区政をどう変えるのか、その大義を語ってもらうことで、選挙カーが仮になくても、盛り上がる区議選になってほしいと願います。

内野席・外野席

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