衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2021年4月1日 内野席「エープリル・フールを越えて」橋本祥平

 エープリル・フール 【April fool】 四月一日の午前中に軽いうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、かつがれた人。もと欧米の習慣。四月馬鹿。万愚節(All Fools‘ Day)。エイプリル・フール。
『広辞苑 第六版』(2008)に従うなら、うそをついて人をかついでも許されるのは1年のうちで今日だけのはずなのに、安倍政権の文書改ざん以来、今日の総理大臣のご子息の接待問題や元法相ご夫妻の公選法違反事件の裁判、元農相の贈収賄に至るまで、永田町をめぐる報道は最近、毎日がエープリル・フールの様相です。
「権力は腐敗する、絶対的権力は絶対に腐敗する。」というジョン・アクトンの言葉があります。
 首相官邸に権限が集中し、そして衆議院での議席数も2012年以来、3分の2前後が自公で占められている中で、だんだんとこの言葉通りの状況になってきてはいないか。本当に必要な人に必要な支援の手が差し伸べられる前に、政権に近い一部の人や業界が政策的な資源を吸い取ってしまっているんじゃないか。巷では「誰ひとり取り残さない」と言いつつも、「誰ひとり」どころか多くの国民が置き去りにされていないか、目黒区の片隅にいる私は、時々そんな思いにとらわれます。
 さて、コロナ関連やデジタル化への対応に関する質問が多く挙がった目黒区議会の第1回定例会は、終盤に多少の紛糾はあったものの、先月に予算の審議も含めて無事に終了、閉会しました。その中で垣間見えたのは、地域に住む私たちに最も近い基礎自治体で、二転三転する国や都の方針に振り回されながらも、必死に対処しようとしている担当職員の姿でした。また議会での質問に備えて資料を漁れば漁るほど、区政で何かを変えるには国や都の方針や施策が壁になったり、逆に大きなチャンスになったりすることを改めて実感する日々でもありました。
 今月の衆参補選・再選挙を皮切りに、今年は大きな戦いとして東京都議会議員選挙や衆議院議員総選挙が予定されています。7月の都議選では、目黒区にて手塚ファミリーの先輩でもあり目黒区議会の先輩でもある西崎つばさ区議が、世田谷区にてこれまた手塚さんと常に政治行動を共にしてきた風間ゆたか区議が、都政に挑戦します。
 そして、半年以内に確実に行われる解散総選挙では、もちろん我らが親方の手塚さんの勝利を確実なものにして、立憲民主党の私たちの立場からでも各級議会へ、きちんと声が届けられる体制をつくる一助となる所存です。
 正直者がバカを見ない、国民が主役の当たり前の社会を作るために。

内野席・外野席

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