衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2011年2月1日 外野席「ノーモアお願い議員」蓮 孝道

 毎月この「内野席」「外野席」を楽しみにご愛読いただいている皆さんからは、「おい、またか」と嘆息されてしまうかもしれませんが、そこは目の前に立ちはだかる大きな関門のことですからどうぞお許しください。そういうことで、年末の伊藤悠都議、先月の中村公太朗世田谷区議に引き続き、4月に迫る統一地方自治体選挙のお話を。
 前回初めての選挙では手塚遺伝子の代名詞たる街頭演説を受け継ぎ、上州名物赤城下ろしの吹き荒ぶ交差点で演説を始めてやっと4年が経ちました。もちろん駅頭18年の手塚親分の貫禄にはおよびませんが、これでも市内じゃ「街頭演説の蓮」の異名をいただくまでになりました。手塚親分のお膝元東京5区から始まったノー選挙カー運動。選挙に使われる税金の削減に、排気ガスを出さないeco運動に、狭い路地でのダラダラ迷惑運転解消に、ついでに桃太郎遊説で候補者と有権者の距離も縮まる。と有権者にも候補者にも良いことずくめ間違いなし。
「よし。次はノー選挙カー運動を輸入しよう」
と思い、あれこれ考えてみたところ、市の面積が世田谷区の約4倍、商店街はシャッター通り、集落から集落まで山越え谷越え、下手すると桃太郎遊説で遭難者が出ちゃうかも…。どうも群馬の山ん中でノー選挙カーは筋が悪そうです(涙)。手塚さん、伊藤さんごめんなさい。
 とはいえ古い政治文化を変えることが手塚イズム。たとえノー選挙カー運動はできなくても地域の古い政治を打倒しなきゃいけません!そこで僕が照準を合わせたのはこのしくみ。
 地方では多くの場合、議員は地域ごとの代表者として「地区推薦」のもとに年功序列で立候補していくんです。当然そうやって当選してきた議員たちは予算のたびに自分の地域への利益誘導合戦を繰り広げ、しかし決算はもう使っちゃったお金だからとムダ使いに目をつぶる。しまいに選挙前のこの時期などは市長にゴマすりまくる。これじゃあ逆立ちしても地方財政が立ち直るはずありません。
 これら自分たちの保身で凝り固まった利益誘導お願い型と決別し、自治体の将来をしっかりと考えて有権者の前に立てる地方議員が増えなくては田舎は本当に日本列島のお荷物になってしまいます。4月の統一自治体選挙では、有権者にとっては少々耳障りでも税金ムダ遣い撲滅政策も堂々と主張して勝ち抜き、またこの「外野席」で皆さんのお目に触れられるよう頑張ります!

内野席・外野席

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