衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2009年10月1日 外野席「さぁ、次は」中村公太朗

 数え切れないバンザイを繰り返したあの日から、会う人が口をそろえて
「おめでとう!」
と声をかけてくれる。非常に嬉しい限りである。
 ところがその後に続く
「で、区議会は何か変わるの?」
には、少々答えに詰まる。
 区政の多くは都や国と連動しているから、そりゃ都議会第1党と政権交代の影響は区の仕事に少なからず変化を与えるに違いない。
 しかし、残念ながら政権交代が起きても、自民党で都議会議長まで務めた区長が引退するわけでもないし、区議会第1党の自民党との構成比は変わらない。「ヒトよりコンクリート」だった区政は微修正を加えて「ヒトにも」くらいには変わるのかもしれないが、長年積み上げてきた公共工事の旨味成分にしがらみスパイスを振りかければ、直近の民意などどこ吹く風は間違いない。
 だからこそ、ここからが我々の出番だ。全国で同様に起こっている国と地方の乖離を埋めていくのは、民進党の地方議員の役目だ。
 参院選、都議選、衆院選と続く勝利のホップ・ステップ・ジャンプは、前回統一地方選からスタートしていたわけで、今日までつながる民進党への期待によって保障された身としては、粉骨砕身大いに汗をかき、残り1年半に迫った任期でしっかりと結果を出すことが至上命題と胸に刻んでいる。
 そして、国と地方のネジレを根本治療するには、次の統一地方選が何より大事になってくるのだ。利権・特権・パーティー券にまみれず、口先じゃない区民目線で区政をリードするトップが誕生しなければ未来がないし、区議会第1党を確保するための候補者を擁立しなければホントの改革が進まない。
 民進党公認の新人が少なけりゃ自分の当選確率が・・・なんて絶対に思ったことがない、確か、ない、いや、ないはず。
 全国の地方議会で民進党はまだまだ少数政党で、これまでわずかな政策反映のために自・公よりのスタンスを取ってきたところも多いけど、民進党の旗でバッヂをつけている一人ひとりが、今いちど民進党らしさと民進党への期待を理解しなければいけないと思う。民進党の看板に「保身」の2文字はいらないし、現職のための理屈が優先される政治は終わりつつある。手塚さんが都連幹事長として総支部長として、たゆまず続けてきた党勢拡大が、今の民進党を支える根幹だという現実を見れば、その真理をより世田谷から成すため、どんな高いハードルだって越えていかなければいけない。
 そんなことを思いながら暮れなずむ世田谷の夜景に目を転じれば、窓に映った自分の姿がイシンバエワに見えてきた。
 バーを越えた先に広がる新しい世界が、区民にとっても待ち望んだ生活であると確信して高く高く跳躍しますので、膝元の区議会にご注目お願いします。

内野席・外野席

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