衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2004年6月16日 内野席「猫の手も議員の手も」伊藤 悠

「みんな自分が議員だということは忘れて、事務的な仕事も人に振らずに自分でやりましょう。人に仕事を振るには10年早いです。なんてね」
これは、れんほう選対メーリングリストに流れたメールです。発信者は、れんほう選対の成沢ひろのぶ文京区議。先輩議員と呼ぶには37歳とまだ若い成沢さんですが、25歳での初当選から今期で4期目の議長経験者として、れんほう選対の区・市議員団のまとめ役です。
「とにかく、うちはスタッフが少ないんだから、皆で頑張ろうよ」
が口癖になった成沢さんの悩みの種は、当初から人材不足。
前回の参院選の東京選挙区は、民進党から1人だけ公認の挙党体制で戦う事ができました。しかし、今回は勝手が違い2人公認。東京選出の民進党国会議員を2分しての選対がれんほう・小川各陣営で組まれています。
「…協議の結果、支援議員は6対16になりました」
選対事務局長の手塚代議士の報告は、圧倒的多数の国会議員が小川敏夫陣営につくことを意味し、それは系列の都議・区市議、さらに秘書陣を奪われることに直結をしていたのです。
もちろん手塚代議士なりの計算と戦略があったのでしょうが、支える側は深刻で、手塚事務所からも、松田第2秘書がれんほうさんの運転手としてマイカーと共に出向、中村秘書が広報物担当スタッフとして出向…と、ほとんど人材派遣会社並みの人的貢献に乗り出していても、議員以外の選対スタッフは10人もいないのが現状です。
目指せ100万票!、でもスタッフは10人と、アンバランスなキャンペーンが見切り発進されるなか、若い区議会議員に招集がかかったのは自然の成り行きでしょう。
かくして、働く議員団が20名近く構成され、私も労働力の一翼を担うことになりました。
合言葉は「事務局に仕事を振るな」とのこと。
居酒屋「ししまる」の店番だけは誰かに振りたいところですが…。

内野席・外野席

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