衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2009年7月1日 外野席「宿題」蓮 孝道

 宿題は子どもの頃からずっと好きじゃなかった。忘れたことは数え切れないし、中学時代の夏休みの宿題は未だ提出していないものもある。大学も宿題忘れで5年間通うことになった。ありていに言えば僕は宿題が嫌いなのだと思う。
 しかし、どうしても満点評価をもらいたい宿題の締切日が目前に迫っている。
 4年前の7月3日。その日の深夜、上野毛の事務所で都議会議員候補者の関口太一と肩を抱き合って涙した。2000票差での惜敗だった。悔しかった。もっとしゃにむに頑張っていれば、世田谷区民の皆さんに関口太一を認めてもらえたはずだと自分を責めた。いや、理由は後付けだったかもしれない。あの時はただ一言
「ごめんさい」
と言った気がする。悲しかったのだ。
 あれから4年の歳月が流れた。時間は僕たちを押し流し、その環境を大きく変えた。世田谷区には中村コータローさんをはじめとした多くの若い区議会議員が誕生した。彼らは区議会民進党を牽引し、行政と健全な緊張感で対峙している。世田谷区は変わりつつあるのだ。
 僕はと言うと故郷に帰って市議会議員になった。世田谷区の4倍の面積、人口は17分の1という大きいようで小さなまちで汗を流している。
 変わらないものもあった。新銀行東京はいまだ都民の税金を食い続け、赤字総額は1000億円を超えた。東京都が膨大な税金を投入している総工費8800億円の八ッ場(やんば)ダム建設は都議会自民党による都知事への白紙委任状態が続いている。東京の医療は行き詰まり、全てが揃っているはずの首都東京で妊婦さんがたらいまわしにされる悲劇が起こってしまった。変わらないどころか都政の時計は逆回転しているかのように都民の税金を無にしている。
 4年間だ。長かったともいえる歳月の中で、新宿にそびえる税金で築かれたバベルの塔を、地に足を踏ん張り区民と同じ目線で太一さんは見続けてきた。都議会の壇上からではなく、雨の日も風の日も毎朝駅頭に立ち、毎日区内を歩き、政策を磨いてきた。ムダ遣いを徹底的に無くし、都民の税金を取り戻す。太一さんの志は変わっていない。東京は官と闘える男を必要としている。
 今日、僕は上京する。4年前に世田谷区民の皆さんから出された宿題の締切日まであと12日間だ。太一さんがコツコツと積み上げてきた経験を堂々と有権者に見てもらおう。民進党公認候補者関口太一とともに駅頭で、住宅街で、交差点の雑踏で、区民一人ひとりに宿題の答えを提出しよう。7月12日の宿題返却日には、きっと区民の皆さんから花丸二重丸がもらえるはずだ。
 一生懸命頑張ろう。この宿題の次には、手塚さんと提出するもう一つの宿題が待っているから。

内野席・外野席

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