衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2011年4月1日 外野席「東北大地震に揺れる列島」中村公太朗

 言葉がありません。
 突然の天災によって、多くの命が流されました。生活が、思い出が、財産が、建物が、何もかもが流されました。
 そして、地震、津波と連なった悪夢は、原子力へと広がりました。
 避難する人、残って復興を目指す人。水や野菜の放射性物質の問題。
 次から次へと起きる事態に、身を任せるしかない現実。
 そんな中で、節電や義援金や救援物資と、今すべての人が自分の立場で自分に出来ることを考え、実行をしようという空気が国中を覆っています。
 これから何十年とかかる復興は東北の戦いではなく、日本としての大きなチャレンジになります。決して数年後に過去のものとせず、東北の方だけでなく全員が当事者として胸に刻みつけ続けなければいけないと痛感しています。
 少しだけ政治の話もします。
 4年に1度の決められた選挙が延期をされることなく近づいてきました。
 世間は完全に自粛ムードですから、世田谷区でもこれまではまったく違う1週間になることが予想されますし、選挙どころじゃないという空気のまま突入すれば投票率が下がり、新人には厳しく現職には有利に働くかも知れません。
 それは皆が等しく活動が制約される中で、日常的な活動や「3.11」以前に流した汗が大きく影響するという好ましい反面、古い政治を壊すのに不可欠な、議員の潤滑と、世代交代にはあまり好ましくない側面を持っているのではないでしょうか。
 いずれにしても4年という長期間の世田谷区政を担うことになる、大事な選択の刻。
 華美な活動を控えるのはもちろんのこと、節電や迷惑を一層心掛けた戦いが求められているのと同時に、何が出来るか、何をやるのかをしっかりと明確にした責任ある論戦が今だからこそ求められていると思っています。
 こういった状況であればなお、強い意志のある選択をして頂きたいと思っています。
 最後になりますが、この度の震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災をされた方々に心からのお見舞いを申し上げ、避難生活を強いられている方々、地元に残って頑張っている方々の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
「がんばろう、NIPPON!」

内野席・外野席

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