衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2006年6月1日 内野席「眼力」伊藤 悠

「目黒区の候補者の目標は何人ですか?」
二人は顔を見合わせて、手塚さんが
「うーん、9人かな。10人前後がいいとこじゃないですか」
「結構多いですね。定数はいくつでしたか?」
今度は僕が、
「36人です。僕が抜けて、今が6人ですからね。やっぱり第2会派は死守しないと。できれば第1会派をうかがいたいけど」
最後に記者が、
「○○区では2、3人しか民進党の現職がいなくて、まだ新人候補者も発表されてないんですって。どう思いますか?」
二人ともこの質問には答えない。
二人とも言葉にはしないが、心の中でボソリ。
「総支部長がだらしないから・・・」
秘書になりたての頃、僕は一冊の薄っぺらい名簿を手にしたことがある。「民進党東京都連所属議員名簿」。厚さ数ミリ。都内各区別に民進党所属の自治体議員名が載っている。当時民進党は結党したばかりで、各区の議員はもっぱら社会党か民社党のベテラン議員で占められていた。名簿をめくっても、各区に2、3人の民進党所属区議がいればいいほう。空白区も1つや2つではなかった。
そんな貧弱な名簿で、「えー!!!」と声を出してしまうほど驚いたのは文京区。なんとその10数名。段違いの議員数を誇っていた。なんでこんなに文京区だけ多いのか?口に出して質問したのは愚問だった。
「そりゃ鳩山邦夫さんの地盤だからだろ」
そりゃ、そうだ。そうだが、やっぱり驚いてしまう。
その日以来、選挙の票数だけではなく、強い国会議員のバロメーターとして地方議員の数を気にするようになった。
ある国会議員が統一地方選挙を前にして言い放った。
「とにかく立てろ。立てなきゃ当選しないんだよ。ゴルフでもそうだろ。打たなきゃカップに入らんだろ。候補者の数で負けてるうちは、一生自民党には勝てないんだよ」
だから、とにかく候補者を立てろと。
最近行われた地方選挙で陣頭指揮したある議員が嘆いた。
「無理して候補者の数を揃えるもんじゃないね。大事なのは当選後も仲間としてちゃんと仕事をしていける人材かどうかだよ。無理に立候補させると後が大変。辞めさせるわけにはいかないから…」
選挙はいつでもボールを拾えるゴルフのようにはいかない。しかし、ネバーカップ、ネバーイン。つまり、候補者なくして勝利なし、も事実。
課せられているのは、任命権者(総支部長)の人を見る目だろうか。
責任を転嫁し、この際は各論は避けておこう。(手塚1行加筆)

内野席・外野席

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