衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2020年1月5日 外野席「激動の2020年の始まり」中村延子

 新年あけましておめでとうございます。
 昨年は、春の統一地方選挙、夏の参議院選挙とまさしく選挙イヤーでした。私自身も昨年4月に3度目の免許更新をすることができました。東京都全体では、立憲民主党の公認候補者121名のうち113名が当選。女性候補者46名は全員が当選しました。我が中野区では8名の候補者を擁立し、全員当選という素晴らしい結果を残す事ができました。無所属の方1名を加え、9名構成の会派は自民党と並んで区議会では第一会派となりました。会派内の女性も4名と増え、まさにパリテを実現し始めています。
 国政はというと、9月に内閣改造を行ったものの、閣僚が次々と不祥事で辞める事態に。その後も説明責任を果たさず、国会にも出て来ない状況が続きました。そして、桜関連では、招待者名簿のシュレッダー、総理後援会の前夜祭、反社会勢力の参加、ジャパンライフ会長への招待など、次々と表に出てくる疑惑の数々。更に昨年末には、現職の国会議員が逮捕をされてしまうというIR関連汚職事件が発覚。逮捕をされた議員の他にも2名の政治家がその中国企業への訪問をされていたことも同時に報道されました。新年のトップニュースでは、新たに5名の国会議員にお金が渡っていたとも報道されています。
 一方で、海外に目を向ければ、年明け早々にアメリカのイラン攻撃。革命防衛隊の司令官を殺害するという暴挙により、中東地域における緊張を一気に高めました。その中東地域には自衛隊を派遣することを12月に閣議決定してしまっています。1月には国会審議も行われますが、国際法上でも正当化できるのか疑問が残るアメリカの行動に本当にお付き合いするべきなのか。そのアメリカでは、11月に大統領選挙が行われます。まさしく激動の2020年となる予感です。
 東京では、7月にオリンピック・パラリンピックが行われますが、その直前には東京都知事選挙もあり、オリパラ後の東京を占う大変重要な選挙となる事は間違いありません。その東京でも大変痛ましい事件が起きました。生後間もない赤ちゃんを死なせてしまったとして母親が逮捕をされた事件。医療に繋がる事もなく低体重で生まれた赤ちゃん。おそらく早産だったものと予想され、出産直後からお金を稼ぐためにダブルワークをしていたお母さん。ベビー服もおむつも購入をしていたことを見ても、育てようとしていた事は明白で、医療や支援につながる情報が圧倒的に欠如していたとしか考えられません。こうした方々へどのように支援を届けていくかが政治の役目だとも感じています。
 理不尽な社会、日本、世界を変えていく為にも、早々に総理大臣交代を今年こそは実現させなければいけないと強く感じるこの年末年始です。解散総選挙も今年行われるとささやかれています。私自身もしっかりと下支えできるよう、今年も区民の皆さんの声に寄り添っていきたいと思います。

内野席・外野席

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