衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2009年5月1日 内野席「ナポリタン」松田哲也

 ピーマンと玉ねぎとソーセージをケチャップで炒め、茹でたパスタを絡めた。いい匂い&美味しそう。でも、まずかった‥。何かが足りない。それは自分の、食に対するこだわりと努力のなさだろう。
 その点、手塚事務所のスタッフは正反対。給湯室を「キッチンスタジアム」に変え、日々創作料理に取り組み、B級グルメのお店のリサーチにも余念がない。手塚さんや伊藤さんの戦いがいよいよ目前に迫ってきても。
 可哀想に、忙しくて何回食べたか分からないらしく、一日中食べている。朝朝・昼昼・晩晩。どんだけ備蓄すんねん‥。このままじゃ数ヶ月後には事務所から出れなくなるだろう。
「哲。酒ばっかり飲んでないで食べた方がいいぞ」
 先日の目黒稲門会の席でのこと。手塚さんから鉄火巻きを20個差し出されたが、一つだけ摘んでまた飲んだ。
 結局、食べずに飲み続け「三国志」の話しになった時、無礼講だとばかりに口を差し挟んでこう言った。
「劉備は野田佳彦さん。関羽は松本剛明さん。手塚さんは張飛」
 たいがい酔ってたから、野田さん以外は身の丈や風貌や「桃の木の誓い」の記憶だけで答えた。
 危うく
「蓮舫さんは男装して一人曹操軍に乗り込んだ尚香」
 だと更に口を滑らすところだった。
「政策に上下なし。酒席に上下あり」
 学徒動員や行商など様々な人生経験から処世術を学び、栃木県議から国会議員となって五つの閣僚を歴任した渡辺美智雄はそう言ったという。
 その日の晩、私はお酒より食に走ろうと思った。少なくとも自らの2年後の戦いまでは。
 初めて喫茶店に行った中学生の時、腰が抜けるほど美味しいと喉を鳴らしたナポリタンを自分で作れるまで。
 一事が万事。スタッフに限らず手塚さんや伊藤さんを見ていても、食に対するこだわりや努力は仕事に対するそれと通底していると痛感するから。
 さて。戦いを数ヶ月後に控えた手塚さんを「三国志」の誰に例えるかはともかく、近現代の政治家では竹下登元首相と手塚さんを、私は秘書時代からよく重ね合わせていた。
 政界を熟知する政治評論家伊藤敦夫氏は
「あの田中角栄に引導を渡した政治家。汗は自分でかき手柄は人に与え総理まで登りつめた稀代の政治家」と評している。
 次の「内野席」では、久し振りに国政の舞台に戻った手塚さんと秘書達の活躍を存分にお伝え出来るだろう。どうぞお楽しみに!

内野席・外野席

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