衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2013年7月10日 外野席「スタートオーバー」中村延子

15議席。第4党。
 2009年の都議選では54議席を獲得、今回の候補者数は45人だったことと比べても大惨敗。昨年末の衆議院選挙に引き続き厳しい審判が下りました。
「延子は、西沢けいたをしっかり支えてください」
 2013年、新年の挨拶をした際に伊藤ゆう都議に言われた言葉です。私の選挙の時に一緒になって一生懸命当選を目指してくれた中野区選出の西沢けいた都議。都議会の中でも、伊藤ゆう都議や関口太一都議と共に行動をしてきた仲間の一人です。私の地元中野区で長妻昭衆議院議員の秘書として経験を積んできた西沢さん。4月に初めて事務所に入った時には、2ヵ月後に都議選を戦えるような体制ではなく、お手伝いに来てくれる人もまばらな状況。インターン生やボランティアの方々が常に出入りしている伊藤ゆう事務所とは雲泥の差でした。でも、いわゆる「長妻直系」の西沢さんを落とすわけにはいかないと、4月中旬からはほぼ毎日事務所につめて、人を集めるなど精一杯全力で支えてきました。
 それでもやっぱり、9年前の参議院選挙で知り合い、実の家族のような存在である手塚事務所の大先輩も支えたいと思う気持ちも本心。中野区の状況を見ながら、ポスティング大会や決起集会に参加をさせていただきました。体が2つあれば、本当はもっともっと手伝いたかった。
 選挙前になってからは、たくさんの学生やボランティアが集まってくれるようになった西沢事務所でしたが、期間中も公選はがきの対応や事務所運営もあり、中々他の選挙区への応援が難しい状況にある中、唯一行こうと思っていた告示日の事務所開きにも行けずじまい。伊藤さんにごめんなさいメールをした時の返信にもまた
「けいたを支えてください」という言葉。
 そして迎えた6月23日投開票日。20時45分のNHK開票速報が始まって映し出される出口調査の結果。愕然としました。競っていると聞いていた目黒区でも出口調査では差が開いているように見えました。祈るような気持ちで迎えた22時15分過ぎ。我が中野区で西沢けいた都議に当確が打たれました。事務所は歓喜に包まれ、私自身もホッとしました。次々に入ってくるお祝いメールや着信。万歳が終わり、候補者の挨拶も終わり、一段落ついたところで、メールの返信や折り返しの電話。まずかけたのが、兄の公太朗。その電話で、
「伊藤さんダメだったよ…」
と。
 歓喜に包まれている中野区の事務所の裏で、一人泣き崩れる私。その後、葛飾区でも大切な仲間の一人である伊藤まさき都議の落選が決まり、世田谷でも関口太一都議の落選。追い打ちをかけられ一人で立っていられないくらいの大号泣。その日のうちに伊藤さんと電話で話した時、号泣する私に
「延子、ありがとう。でもさ、負けたけど、惨敗じゃなく惜敗だったからさ、やっぱり頑張らなきゃいけないと思ってるよ」
と明るく前向きな言葉で逆に私が励まされました。
 伊藤ゆう都議は実績を残してきました。伊藤さんの落選は都議会民主党にとっても、大きな痛手です。志ある仲間の多くが落選してしまった中で、当選した数少ない一人である西沢けいた都議をしっかり地元から支える事も私の役割だと思っています。
 6月24日からチーム手塚は次を見据えて活動を始めています。みなさまにおかれましては、今後ともご指導賜りますようお願い致します。

内野席・外野席

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