衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院5期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代理、東京都連幹事長など。

2016年11月8日 内野席「宴のあと、宴のまえ。」西崎 翔

リオのオリンピック・パラリンピックは、世界中に大きな感動を与えて閉会しました。中でも、われらが目黒区において、税務課に勤務する大西瞳選手がパラリンピックに出場。走り幅跳びと100m走の2種目で入賞を果たし、区役所に大きな歓喜をもたらしました。
さて、次は東京。目黒区においても、今月末に気運醸成イベントとして公道マラソン「目黒シティラン」が開催されることになっており、私も持病の椎間板ヘルニアと相談しながら10kmを走らせて頂く予定です。
一方、各地域が2020年に向けて盛り上がりを見せる中で、心配なのが競技会場問題。小池都知事の誕生後に設置された都政改革本部の調査チームによって、不透明なプロセスの検証や開催費用の圧縮が検討されてきましたが、先日示された最終案では、ボートなどの4種目3会場において複数の案を示すという何とも言えない調査結果となりました。今後も火種がくすぶることは必至で、関係者やアスリートにとっては早く決めてくれ、といった心境でしょう。
このドタバタについての評価はそれぞれでしょうが、間違いなく言えるのは、開催都市である東京都のトップに立ったのが小池知事だったからこそ、国の威信までかけた一大イベントにおいて、これほど見直し議論が広まっているということです。これまでならば、こういった騒ぎにも何のことはない落とし所が用意されていたかも知れません。
私は、民進党が改革政党である点に強く賛同して参加させて頂いている立場ですが、小池知事のこれまでの都政のあり方を徹底的に見直す姿勢は、率直に評価すべきだと思っています。判断基準は別としても、良いものはそのまま、悪いものは変えるという考え方は、どの自治体であってもどの時代にあっても必要です。そして、それを最も強力に押し進められる資質がリーダーに求められるのだと思います。だからこそ、同じように常に改革志向を持つ我らがリーダーの蓮舫代表も、小池知事に一定の理解を示しているのでしょう。
しかし、強いリーダーシップの下には多くの思惑が集まるもので、先日開塾した「希望の塾」にも3000名近くの塾生が参加したと報じられました。来年夏の都議選も見据え、業界としては目を離すことのできない動きではありますが、大した志も持たずに、小池ブランドを利用して 成り上がろうという連中にはお引き取り願いたいところです。
都政は今後とも注目必至ですが、目黒区においても、議員が窮するくらいの区長のリーダシップに期待しつつ、今月下旬に始まる第4定例会に向けて、逆にこちらも存在感を示すことの出来る強力な質問をぶつけられるよう、爪を研ぐことにします。

内野席・外野席

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