衆議院議員手塚よしおWEB。立憲民主党 東京都第5区(世田谷)。都議1期、衆院6期、元内閣総理大臣補佐官。現在、立憲民主党幹事長代行、東京都連幹事長など。

2025年6月9日 内野席「1年ぶり、3回目の都議選へ」西崎 翔

 今の任期の最後となる都議会が閉会しました。まもなく4年に1度の、私にとっては1年ぶり3回目の都議選がスタートします。余談ですが、1つの任期中に復帰した場合は期数にカウントされないのが都議会の通例のようでして、今回は「2期目」、「3回目の当選」を目指しての戦いとなります。都議を続ける限り、この状況は抜け出せません。
 さて、それにしても今の都議会はあまりにもひどい。自民・都ファ・公明の知事与党3会派が、水道基本料金の無償化を同じ日に要望し、その翌日には補正予算が組まれるという超デキレース。以前に立憲議員から水道代の引き下げを提案した際には見向きもされませんでした。これが、今まで何度も繰り返されてきた光景です。
 こうしてお土産を持たされる見返りに、知事の意向が強く反映されたムダ事業には何の追及も行わない。都庁のプロジェクションマッピングも、お台場の巨大噴水も、一般都民の気持ちを考えれば、称賛して持ち上げるなんて有り得えない話です。
 果ては都議会自民党の裏金問題についても、我々が提案した政治資金パーティー禁止条例を否決するどころか、「過去のことは取り扱わない」という条文を追加してまで、自民・都ファ・公明が一体となってパーティー温存条例を提出、成立させてしまいました。参考人招致などの意見の食い違いから、真相がますます分からなくなっていたところ、「裏金議員は許します」と宣言しているに等しい愚行です。
 このように熟議とは程遠い都議会を変えるには、知事与党の過半数割れを実現し、緊張感のある議会に変えていくしかありません。国会においては、自民・公明の与党が過半数割れとなったことで、高額療養費の負担上限引き上げの見送りをはじめ、野党の要求を聞き入れる場面が幾つも出てきました。今度は都議会の番です。
 先日は、都連の長妻会長、手塚幹事長とともに、会派の政調会長として、「都議選政策2025」を発表いたしました。「生活都市・東京を取り戻す」というキャッチフレーズとともに、家賃補助や賃上げ支援など、都民の暮らしを支えるための方策を盛り込んでいます。その後の参院選に向けた政策とも連携しつつ、都民の暮らしを守り抜く決意をもって、私は挑戦いたします。あらためて皆さまのご指導・ご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

内野席・外野席

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